Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

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これからどうなる?通訳ガイドの仕事 ー現状と対策ー

コロナ禍で、語学を使う仕事をしている通訳・翻訳・通訳ガイドは、軒並み仕事が減ってしまったようです。翻訳はもしかするとそれ程でもない、という方もいるかもしれません。

 

しかし、中でも通訳ガイドをメインの仕事にしている方々は、1番大きな打撃を受けたのではないかと思います。

 

外国人が来てくれないと全く仕事になりません。特に、ダイヤモンドプリンセスなどのクルーズ船のエクスカーションの仕事がなくなってしまったことは、私にとっても大きな打撃です。

 

クルーズ船の仕事一本で、普通の会社員以上に稼いでいた方と以前仕事で知り合いになりました。定年退職された男性の方ですが、東京都のサラリーマンの平均よりも、少し上くらいの年収という話を、ちらっと聞きました。

 

この方の話や、周囲でクルーズ船のガイドをよくやっていらっしゃった方々の話だと、今年はほぼ全部仕事はキャンセル、来年も多分以前ほどの水準には、まだ戻らないのでは?ということです。必ず戻るが、2023年頃からでは?というのが大半の見方です。

 

私も昨年度は全てキャンセル、今年も見込みなしというメールが、某旅行会社からきました。去年はそれでも社内通訳翻訳をやったので、経済的な打撃はありませんでしたが、仕事がなくなってみると、そういえばこの時期くらいから、一昨年はクルーズ船のツアーで忙しかったな…としみじみ思い出してしまいました。

 

お花見の時期も、ロングツアーの外国人観光客が大勢来日して、東京方面の仕事に東北の私も駆り出されました。これもしばらく無さそうです。

 

では、この時期、ガイドメインで仕事をしていた方々は、どうすればいいのでしょうか?

 

この際色々勉強をして、ガイドの仕事が来た時に備える、というのも一つの手です。また、関連する仕事である通訳・翻訳の勉強をしてみてはどうでしょうか。私は元々通訳の勉強から入って、翻訳→ガイドと仕事を広げてきたのですが、その逆もありです。

 

それ以外にも、持っている語学力を使って稼ぐ手段はいくつかあると思います。以前から私がやっていたものと、最近知った方法等を下に書いてみます。

 

・英語を教える

・自分で通訳ガイド向け研修を主催する

・詳しい分野のノウハウ(お酒とか、仏像とかその他)を本やビデオ教材にして売る

・Yutuberになる 😆
Kindle本を出版する

・noteで教材を売る

・関連分野で出来ることをする

 

「英語を教える」については、以前から副業または掛け持ちでやっていた方も多いのでは?オンライン英語の講師は常に募集しているところも多いので、教えることが嫌ではない方は、やってみてると楽しいかもしれません。

 

ただ、お金は最初は安いです。でも、ある程度の期間継続すると、自分で料金を設定できるシステムのところもあるので、結構稼いでいる先生もいます。

 

DMM、ワールドトークなどは常に募集があるか、頻繁に募集広告を出しています。また、自分でオンラインで独自にやってみてもいいと思います。

 

英語講師以外の項目については、長くなってしまうので、明日以降また書きたいと思います。

 

誰かが書いたのを読んだのですが、オリンピックは観光のお客様は来なくても、選手や役員、報道関係者は来日します。また、ボランティアもかなり辞退しているので、語学がある程度の水準以上の方は、探せば仕事はあると思います。

 

大変なご時世ですが、頑張って乗りきりましょう!

 

英語(語学)は毎日練習しないと力がつかない

英語だけじゃなくて、他の言語で力をつけようとする場合にも当てはまりますが、毎日やらないと力はつきません。毎日やらないとダメだし、それを継続しないとダメ。

 

こういう点は、運動とかピアノと同じです。通訳者になった人には、子供時代から中高校生くらいまでピアノやっていて、ある程度のレベルまで到達した人が結構います。

 

そういう人たちは、どうやったら物事が上達するのか体で知っているので、多分、他のことにも同じ態度で取り組めるんだと思います。

 

実は私もピアノは習ってましたが、「一般の人が辞めるレベル」でやめてしまった(中学校2年)ので、「ある程度のレベル」までは行きませんでした。その代り、日舞は3歳から大学入試直前まで、休まず続けました。

 

英語力を伸ばしたい人は、継続するように仕向ける仕組みを考えて、毎日英語に触れて、何等かの学習をするようにしましょう。

 

私は今ツイッターで通訳学習の記録を付けていますが、他にも同様の事をしている方々を結構みかけます。

 

他人の目につくところで、その日にやることを宣言するので、やらざるを得なくなります。

 

また、誰か勉強仲間を見つけて、一緒に勉強するのも継続に役立ちます。人によっては一人の方が勉強がはかどる人もいるし、なかなかスケジュールが合う人がいない、という場合もあると思いますが、誰かスケジュールが合う人を探せそうという人は、一緒いやると、継続しやすいようです。

 

1対1の少人数だけでなく、大きなグループにも入ってみると、もっと勉強する気になれます。今参加している通訳講座は、やる気がある人や私なんかよりはるかに実績も経験も積んでいる人が多いので、とても刺激になります。

 

グループに入ると、勉強や仕事など、様々な情報が得られるのも魅力です。何もどっぷりはまる必要はなく、自分が関わりたい範囲で関わればいいので躊躇せずに参加してみましょう。

 

自分で学習表を作って、記録を付けるのも継続につながるようです。

 

また、何か検定試験を目標にするのも、勉強の動機付けになると思います。ただ、やはり一人だと、最初と試験の直前だけ熱心に勉強して、合格するのに何年もかかってしまうということになりがち。

 

やはり語学の検定・資格試験の勉強も、何等かの形で、他人との接点を作るようにした方が、勉強もはかどるし早く合格できると思います。

 

何か自分をやらざるを得ない状況に追い込んで、毎日学習するように仕向けるのが、英語力向上のカギです。

 

 

現在の仕事状況

明日は県内で、医学会議関係の仕事です。コロナ感染防止のため、遠隔で行われます。

 

会場準備と通訳の仕事ですが、通訳の内容の詳細が不明だったので問い合わせたところ、プレゼンは英語なので、トラブルの際や質疑応答で意味が通じなかったりした場合のみ通訳ということでした。

 

内容が難しかったので、全部通訳だったらどうしようと焦っていましたが、なんとかなりそうでホッとしました。

 

今は失業保険をもらって、長期の仕事を探してるところですが、失業保険をもらっていても、アルバイトや数日程度の仕事をすることは可能です。

 

ただ、半日仕事をしたら半日分、1日の場合は1日分の失業手当が引かれます。また、ボランティアや内職、家業を手伝った場合にも報告が必要になるので要注意です。

 

現在は、以前から登録していて長い付き合いのあるエージェント等から、月に1、2日程度仕事をもらっています。素材翻訳の仕事が多いです。

 

今1件結果待ちですが、長期がなかなか見つからない場合には、フリーと短期・単発で仕事をしようと思っています。

英語教材は使いやすいのが一番

効果があると評判の英語教材を使わなければ、英語力がつかないと思っていませんか?そんなことはありません。自分が使いやすいもの・使い慣れたテキストを繰り返し使うのが一番です。

 

英文法の学習には、もっぱら下の無名の教材を使いました。高校で使っていたものです。最初のがボロボロになったので、2冊目です。これもかなりボロボロですが…。

 

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最近放置していたのでますますボロボロになりました。

もうこれは売ってないと思います。あとは昔よく使われていた、英文法標準問題精講

https://amzn.to/2OGweUp

を、高校の頃と検定試験様に使っていました。もう手元にないので、一応リンク貼りました。こっちは今もまだあるようです。

 

多少「いい」と言われている解説書なども見ましたが、文法については、基本この高校の頃使ったものを繰り返し使っておぼえました。多くの人が使っているからと言って、自分にも合ってるかといえばそうでないこともあります。買ってそのまま、ということも結構あります。

 

それより、今まで使っていたもので、やりやすかった物を繰り返し使って覚え込んだ方が、効果が上がるし、頭に残りました。

 

要はその本や教材を使って勉強できたかどうか、覚えるべきことをおぼえられたかどうか、それが一番重要だと思います。

仕事が減ってる通訳翻訳者ガイドに朗報!個人事業者一時支援金3月8日受付開始

コロナ禍で、仕事が減ってしまったり、リストラされて仕事がなくなってしまった通訳・翻訳・通訳ガイドの皆さんに朗報です。

 

すでに知ってる人もいるかもしれませんが、3月8日から個人事業主も対象になる支援金の受付が、再度開始されました。

 

通訳者でも、首都圏在住である程度実績や知名度がある中堅以上・ベテランのフリーランスの方々や、インハウスでリストラされなかった方々の中には、それほど影響なかったという方もいるようですが、地方在住者や駆け出しの通訳者の多くは、大きな影響を受けたのではないかと思います。

 

通訳翻訳者よりも、ガイド専業の方々が受けた影響が一番大きかったと思います。私も昨年はインハウスの通訳翻訳をしていたので、助かったといえばそうですが、結局コロナで切られてしまったし、ガイドはクルーズが大きな割合を占めていたため、今後については不安もあります。

 

インハウスだったので、失業保険が出るためなんとかなっていますが、そうでない場合には、生活の安定のためにも申請した方が良さそそうです。

 

上限は30万円だそうです。詳細については、以下のウェブサイトでご確認下さい。

 

ichijishienkin.go.jp

 

早く通常の状態に戻って、仕事ができるようになることを願います。

 

二地域居住は英語のプロにとってはメリットが多い

今日NHKの日本語ニュースをシャドーイングしていたら、2地域居中が地方創生の政策の一つとして注目されている、というニュースを耳にしました。

テレワークで都市部と地方 2地域居住で地方創生を 協議会設立 | 働き方改革 | NHKニュース

 

協議会が国土交通省地方自治体によって立ち上げられ、今日(9日)オンラインの初会合が開かれたそうです。

 

ニュースによると、交通費の負担を軽減するための補助や、住居などのサポートも検討中とのこと。

 

2019年に、実際にニ地域居住状態を実施して、またやってみようと検討中の私に取っては、これはありがたい話です。

 

元々翻訳は、パソコンと通信環境があればどこでもできる仕事ですが、通訳の場合、仕事をするには、首都圏や大都市周辺にいた方が圧倒的に有利です。

 

英語講師も一カ所に住んでいた方が有利でしたが、Zoom等の会議システムの登場で、これもやり方によっては場所を問わずにできるようになりました。

 

2019年度に二拠点で生活した際には、数ヶ月の会議サポートやスルーガイドの出発前、テレビ局入りして行う素材翻訳の仕事の際などに東京の住居を使用しました。

 

子供が中学生で、時々地元でも語学関係の仕事を受けていたので、こういう形態になりました。また、正直いうと、東北周辺だけだと、通訳の仕事がほとんどなくて、食べていくのが難しいから、ということもありました。

 

ガイドは東北周辺でクルーズ船のエクスカーションは増加していたし、翻訳はトライアルを受けて取引先を増やせば良かったのかも知れませんが、元々通訳が一番好きな仕事で、また、将来の子供の進学のことなども考えると、東京でも仕事を受けられるようにした方がいいと思いました。それも、二拠点の居住を考えて実行した理由です。

 

2019年に行なってみた結果、主な問題点は次の3つでした。

・交通費がかさむ

・東京の住みかの家賃等の費用

・いざというときの対応

 

交通費については、岩手から東京の往復に毎回新幹線を使うのは、経済的に大きな負担になりました。そのため、高速バスをよく使いました。日にちにもよりますが、安い時は、片道¥2500程度でした。平均しても¥4000から¥5000程度と、新幹線よりかなり安く行き来できました。

 

毎回バスだと体に負担がかかるので、時々新幹線も使っていました。もっと遠方なら飛行機も検討したと思います。

 

住居に関しては、住人との交流が少ない女性専用のシェアハウスを借りていました。割と人気の街に部屋を借りたので、家賃はやや高めで¥40000/月で、管理費が¥15,000でした。少し高いと言えばそうですが、家具もついてるし、水道光熱費も込みなので、まあまあお得だったかも?と思います。

 

住人が女性で、集団で住んでいるので、セキュリティ面でも安心できました。また、部屋は2階が満室だったので1階でしたが、女性は1階を避けるので人が少なく、シャワーや台所などもあまり気兼ねなく使え、予想以上に快適でした。

 

安くする工夫はしたものの、やはり補助が出るに越したことはないので、その辺のサポートがあればとーっても助かります。

 

3つ目のいざという時、というのは、子供の行事や祖父母・子供の体調が悪くなった時の事です。シングルマザーなので、出張の仕事の際には私の父母(子供のじじばば)に子供の世話をお願いしていました。

 

残念ながら、出席できなかった行事はありましたが、子供のことは何とかなりました。今は高校生なので、それほど心配はないのでは?とも思います。両親はまだ自営業をしていますが、かなり高齢なので、今後の健康等は正直ちょっと心配です。

 

通訳の仕事は、日給が他の仕事に比べると高額なので、東京に移動して行っても元が取れることが多いと思います。特にベテランの通訳者さんで、地方にも住まなくてはならない方には二拠点はメリットが大きいと思います。実際、二拠点居住を実施している方も何名か知っています。

 

他のガイドや翻訳の仕事にも、拠点が2つあるのはメリットがあると思います。

 

コロナの状況がが落ち着き次第、首都圏に拠点を持とうと思っています。

 

 

去年の編み物成果物

子供の頃から編み物縫い物と、ファッション・手芸の雑誌が好きだった事もあり、最初に勤めた会社はアパレルメーカーでした。

 

忙しくてほとんど何も作れない年もありましたが、昨年は少し平日夜に時間が取れたのと、必要に迫られていくつか編み物で小物を作ることができました。

 

全部オリジナルです。帽子は頭巾っぽくてカッコいいのでは?と思ったら子供に「赤ちゃん」と言われたのでかぶるのやめました。

 

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ミトンと帽子、ネックウォーマーです。ネックウォーマーはヘビロテアイテムでした。

 

英語とまったく関係ない話で、すみません。なので関連の話を1つ。

 

日本では、編み物する時は解説文よりも編み図を見ますが、海外の編み物本では、ほとんど全部文字で書いてあって、図はあまり見かけません。

 

ただし、ロシアとか東欧だと、日本の編み物記号とほぼ同じ記号を使った編み図を使ってるようです。

 

昨年仕事終了後は、張り切ってベストとかセーターとかに手を出しましたが、どれもまだできてません😅。