どんな仕事も仕事は仕事
今、オリンピックの報道関係の仕事をしています。5月中旬から入って、パラリンピック終了後くらいまでで終了です。
オリンピック開催については賛否両論色々ありますが、私のような語学の仕事をしている者にとっては、現在語学が活かせて実際に料金がもらえる、数少ない仕事分野の一つです。
仕事の内容は、簡単な通訳翻訳含む英文事務のような感じです(翻訳はそれほど簡単ではないものもありました)。語学の仕事としては少々物足りないといえばそうですが、それでも貴重な仕事の機会なので、毎日楽しんで働くようにしています。
もし、コロナ前に通訳やガイドなどをしていて、仕事がないという方々がいれば、関連する仕事はまだあると思いますので探してみてください。
今日新聞のインターネットサイトで、ボランティアと有料の通訳や語学の仕事はどこが違う?のようなタイトルを見かけました。
有料記事だったので最初の方しか読めませんでしたが、私の意見では、ボランティアは語学力が有償に求められるレベルよりやや低いか、語学力はあっても実務経験が足りない、または語学力も実務経験もあるが個人的事情で(年齢、家庭的な制限等)無理したくない方々が主に応募しているのでは、と思います。
もちろん、他の理由で有償よりボランティア、という方々もいると思います。有償の仕事だと、似たような仕事の実務経験がやはり重要です。私もスポーツ大会や国際会議は、かなり数をこなしているので、このご時世でも仕事がもらえたと思います。
今回ボランティアで入った方々も、もし次回有償で通訳など語学の仕事をしたいという希望があれば、経験の一つとして経歴書に書くことができます。語学を使った仕事をしたい人にとっては、大変いい機会になるでしょう。
オリンピック反対の方々は関連の仕事をしてる者にも、批判的な意見がある方もいるかも知れません。でも、語学の仕事をしている人達の多くが仕事が減ったり、全く無くなってしまったりしています。
自分で働いて食べていく必要がなければ大丈夫かも知れませんが、そうでない場合は仕事がないのは死活問題です。暖かい目で、とまで行かなくても、普通に仕事してると思って見ていただければ幸いです。
最初はヒマでしたが、だんだん忙しくなってきました。何とか最後までやり遂げようと思います。