Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

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声に出して読む英語と日本語

今日(昨日の夜)、通訳講座グリンズ主催の自習室の定期イベント(?)、英語の朗読セッションに参加しました。

 

英語と日本語のパフォーマンス向上のために、講座で月2回程度日本語英語両方で行っています。今日の音読素材は、司馬遼太郎の「21世紀を生きる君たちへ」の中に収録されている、「洪庵のたいまつ」でした。この本には英訳も対訳で掲載されており、今回は英訳の方を練習しました。

 

今はどうか分かりませんが、小学校の国語の教科書にも掲載されていたのだそうです。緒方洪庵が開いた適塾について書かれていて、なかなかいいお話でした。

 

私は小学校の頃から大学までずっと演劇部だったこともあり、本を声に出して読むのは英語でも日本語でも好きです。それで、自習室で朗読セッションがある時は、なるべく参加する様にしています。

 

普段音読している時事問題とはまた違ったチョイスで、怪談から小説、古典、エッセーまで時には登場人物になりきって、以前演劇で鍛えた演技力を発揮しています。

 

今日の題材を高校生の子供にも見せたところ、珍しく興味を持って読んでくれました。残念ながら、日本語の方だけでしたが😅。

 

子供の話では、中学校の時に合唱で歌った「決意」という歌が司馬遼太郎をモデルにしたものなのだそうです。Amazonに誰かが書いていた評価によると、どうやらこの本に基づいて作詞されたもののようです。

 

内容的にも興味深く、終了後参加者で適塾の写真を見て色々話したり、楽しい会でした。

 

次回は日本語で、「奥の細道」を読むようです。以前音読ワークショップに参加した際に購入した、青谷優子先生の「英語朗読でたのしむ日本文学」には、英訳も掲載されていたのを思い出しました。

 

芭蕉は私が何度もガイドした平泉に来た際に、あの有名な「夏草や兵どもが夢のあと」を読んだことから、英語でも芭蕉と作品について説明できるようにしていました。毛越寺には、この句の新渡戸稲造訳の英語の句碑があります。

 

気に入った作品は、関連する映画があれば見たり、さらに自分でも色々調べたり、再度読んだりしています。次回も朗読楽しみです。