Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

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試験結果の見直しが次回合格のカギ!

英検1次試験の結果はどうでしたか?結果はまだ届いていないと思いますが、自己採点でだいたい合否が判明したという方もいると思います。万が一不合格になった場合、受験結果を見て不合格の要因を分析し、次に向けて開始できるかどうかが、次回の合格を決めると言えます。英検に限らず、他の試験でも同じです。

 

結果が戻ってきたら、どこかよかったのか、どの部分が合格ラインに達していなかったのかを見て、どのパートをどのくらい点数を上げれば合格できるのか、考えてみましょう。私の場合を例にとって説明すると、英検1級の一次試験は一度A判定で不合格になり、その際の結果に基づいて次の試験の対策を立てました。点数的にはたしか60~65%くらいの出来だったと思います。予想外に悪かったのが英作文で、これは前の記事でも教本をみて根拠を増やし、結果がよくなった旨説明しました。この英作文を最低5点ぐらい上げて、あと最初の語彙の問題も半分くらいの出来だったので、この部分を6~7割まで上げ、リスニングは得意だったのですが、ちょっと緊張してやや不本意な点数だったので、リスニングで焦らないようにすれば、多分75%くらい取れるだろうと思いました。そして、その結果に沿った対策を行うことで、2回目で1次合格できました。

 

今まで様々なタイプの方々の英語指導をしましたが、TOEICでも英検でも、なかなか同じ状況から進歩していない方々が結構います。それはやはり結果分析ができていないくて、以前と同じようなやり方を継続しているということも、一因かと思いました。特に、授業に真面目に出ていて、本人も意欲があるように見えるのに結果が変わらない人が、この分析ができていないのではないかと思いました。他にも実力がまったく不足しているとか、心構えの面で真剣さが足りない等の理由もあると思いますが、やる気もあるし、真面目に努力しているのに結果が変わらないという方は、改善するべきところが改善できているか、一度考えてみた方がいいのではないかと思います。

 

こういう分析は、試験の合格のためだけではなく、英語力全体を上げるのにも役立つと思いますので、結果が戻ってきたら、不合格の方はもちろん、合格した方も良かったところと悪かったところを見て、今後の学習に役立てるようにしましょう。私も常にそうしようと心掛けています。