Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

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まだ間に合う!英検一次対策

日曜日1月24日は英検の1次試験ですね。「何もやってないよー!もうだめだ…」と思っている方、あきらめるのはまだ早い!あと2日で、できる対策を考えてみたいと思います。4-1級のどの級にも使える対策を、紹介したいと思います。

1.過去問を見て、時間配分を考える

これは、難易度の高い級に行くほど重要です。制限時間を見て、各大問の大まかな時間配分を考えておきましょう。例えば1級なら、筆記合計100分なので、短文の空所補充15~20分、ライティング20分前後、長文の語句補充15分、長文の内容一致選択残り時間、という具合です。私の場合は最初の空所補充は15-20分に設定して、一番最後に説きました。ライティングに十分時間をかけたかったからです。ライティングは20分前後と設定し、25分で終了しなかったらそのまま残して長文読解に行こうと考えていました。長文はそれほど難しいと感じなかったので2番目、空所補充は覚えていないければ考えてもどうしようもないので、悩んで時間をロスするのを避けるため、一番最後の残った時間で解くことにしました。最低15分は残すようにして、もし長文で時間がかかってしまっても、終了15分前には単語の問題に戻るようにしようと考えていました。問題を解く順番も大事だと思います。各自の得意不得意に合わせて、どの問題から解くのか、時間をどのくらいかけるのか考えておきましょう。

 

2. 教本に目を通す

英検の公式教本には、一度目を通しておいた方がいいと思います。各項目の最初の方に、問題の解き方のポイントのようなものが書かれています。それを読んでおくと、ポイントを外さずに済みます。私は1級最初受験した際に、英作文が予想外に悪く、それが主な原因で不合格になりました。後で教本を見ると、書いた作文の根拠の数が足りなかったことが判明しました。2回目は3つ以上根拠を提示し、無事合格できました。

 

3. 耳慣らしと語彙の確認をする

受検でもそうですが、最後に物を言い、ぎりぎりでもなんとか物になるのが「語彙」の学習です。「今さら・・・」という思いもあるかもしれませんが、直前に覚えた1語が出て合格!ということもあり得ます。過去問や単語集をみて、これは知らない・忘れそうという単語だけでも、覚えてようと努力すると、少し結果に差がつくかな?と思います。また、普段英語を十分聞いている人は別ですが、あまり聞く機会がないという人は、リスニング対策として今からでも英語に耳を慣らしておくようにしましょう。その際、あまり難しいものよりは、過去のリスニング音声(英検のサイトから聞けます)や、学生さんなら教科書や副読本の音声がいいのではないかと思います。準1、1級などを受験する方は、少し難しめのものを聞いておくと、問題が簡単に聞こえていいかもしれないです。見やすい外国映画などを見てもいいと思います。ぎりぎりまで諦めずに、受験当日会場に向かう途中などでも聞いておいた方がいいと思います。

 

こんなところかな、と思います。私も受験当日ぎりぎりまで英語のニュース音声を聞いていました。また、最後のあがきで忘れられないのが、高校生の時の数学のテストです。数学が苦手で、外部模試で最低点5点を取るほどだったのですが、高校2年になって勉強全般に意欲がわいてきて、何となく、「とりあえず諦めずにやってみれば、数学も少しはいい点とれるのでは?」と思い、テスト前日明け方4時まで勉強しました。すると、最初っから「あー、数学やってもムダ。もうダメ。」と思ってさっさと何もやらず寝ていた時は赤点か赤点ギリギリだったのが、なんと84点取れました。クラスの中でもかなり高得点で順位も高いほうでした。テストを渡す際の、数学の先生の驚いた顔が今でも忘れられません。それ以来、最後まであきらめないように心がけています。

 

その最後のひと踏ん張りが、試験結果を変えるかもしれません!諦めずに努力してみましょう。