Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

日々の仕事や自分の英語学習について、英語学習経験に基づく英語力向上・資格取得お役立ち情報

今からできる英検2次対策

明日(というか今日)は英検のB日程ですね。準備万端、という方もいると思いますが、「ヤバイ!何もやってない!」という方もいるのでは?

 

そういう方は、せめて英検のサイトにあるバーチャル2次を見ておきましょう。それだけでも大分違うと思います。多分、各級10-15分くらいで見れるのではないかと思います。過去問の2次のサンプルを片手に見ると、より効果的。

 

部活やテスト等で忙しくても、最後まで諦めずに頑張って下さい。

明後日2回めの英検2次-最終チェック終わってますか?-

明後日は2回めの英検2次試験です。1回めに学校や部活の行事などと重なっていたため、受験できなかったなど、何か1回めの日程に都合がつかず受験できなかった人のための日程になります。受験予定の方は、もう一度、受験手順や注意点を確認して、おちついて受験できるようにしておきましょう。できれば、何度か練習しておいた方がいいと思います。

 

英検やTOEICなど、どの試験も一長一短あり、試験のやり方について批判などもあるようです。英検の場合も、2次試験の公平性や、試験の採点基準などについて、文句をいうようなツイッターのツイートなども見かけました。他の試験でもそうですが、服装で落ちることはないと思うし、面接官の英語のうまいヘタは、あまり関係がない設問が多いと思います。やはり、受験者がどこまで真剣に勉強してきたか、が大きく合否を左右するのではないかと思います。何も準備せずに試験を受けて、面接官に文句を言ったりするのは、やめた方がいいと思います。

 

最近TOEICでもスピーキングとライティングの試験が、別日程でできたようですが、スピーキングは録音して採点、話す相手はパソコンで生身にの人間ではない、というテストも多いようです。その中で、生身の人間が向き合って試験をする英検は、ある意味貴重な存在ではないかと思います。機械相手だと落ち着いてできるところも、生身の人間だと焦ったり緊張したりが出てしまうかもしれません。聞き取れないところは聞き返したりもできます。

 

英検、全国通訳案内士試験、TOEIC、ビジネス通訳検定以外の試験については、あまり詳しく知らないのですが、当日は気持ちに余裕をもって臨むことが、どの試験でも重要だと思います。2次対策もう一度生身の人間と練習したい、ということがありましたら、ぜひオンライン英語の方をご検討ください。また、級別の試験対策もこのブログで紹介しています。ご参考にどうぞ。

 

*英語学習相談はじめました。

今の時期は英検の面接などの相談も承っています。*料金は7月からも3000円ですが、45分を最低時間とさせていただきます。その後15分間、1時間までは追加料金なしの無料です。

詳細はこちら をご覧ください。

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オンライン英語講師、復帰しました+学習相談について

2011年から2015年まで、オンラインの英語講師の仕事をしていました。2015年から長期出張の仕事が増え、しかもインターネットの接続状況が悪くなりがちな場所が多かったため、オンライン英語の講師はお休みしていました。ですが、子供が中学生になって、単発や短期の仕事を増やしたいと思うようになったこともあり、オンライン講師にも復帰することにしました。

 

ワールド・トークというオンライン英会話です。もともと、仕事をしたことがある翻訳会社から紹介していただいたのですが、メインが日本人講師です。私は立ち上げ当初からの講師でしたが、それ以降このオンライン英会話はもう8年も続いていて、日本人メインの所では、かなり長いのではないかと思います。古くからの講師は翻訳者も多いし、その他海外在住の日本人講師や、ネイティブ講師も在籍しています。一部上場予定もあり、運営会社自体信頼できるところなので、安心してレッスンをしていただくことができます。

 

料金も月々3000円からと手軽なコースからあるので、英語の会話練習をしたい方はぜひ会員登録をしてみてください。無料のおためしもあります。今の時期なら、やはり英検の面接練習などがお勧めです。一度やっておくと気分的にだいぶ違うと思いますので、ぜひどうぞ。私は今は対応していませんが、指定のテキストを使った初級から中級の英会話、文法コースなどもあります。以前はテキストを使った指導もしていましたが、復帰したばかりで、バージョンアップしたテキストをまだチェックしていないので、当面フリートークと検定試験対策、発音・スピーチの練習を中心にしています。テキストを使った指導の準備ができましたら、また講師のページなどでお知らせします。

 

今からテキストを使ったコースで勉強したい方は、他にもいい講師の方がいますので、他の方でもかまわないと思います。様々なバックグラウンドの講師の方がいるので、目的にあった方を選択できます新規で講師も募集中だそうです。時間の融通が利くところが助かる点で、他に仕事を持ってる方やご家庭の主婦の方も、英語力があれば都合がよい時間にお仕事していただけます。

 

あと、学習相談についてですが、1時間あたり3000円の期間は終了しましたが、当面この料金でいきたいと思います。ただし、時間は最低45分で15分延長無料としたいと思います。英語の学習について何かご相談があれば、ご利用ください。子供英語や学習方法に関すること、長時間の面接練習などにご利用ください。

 

よろしくお願いいたします。

 

*英語学習相談はじめました。

今の時期は英検の面接などの相談も承っています。*料金は7月からも3000円ですが、45分を最低時間とさせていただきます。その後15分間、1時間までは追加料金なしの無料です。

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スピーチ練習と通訳準備講座の講師の仕事をしました。

昨日、今日と、スピーチ練習と通訳準備講座の講師の仕事をしました。地元の通訳・翻訳会社セルクで行っています。セルクではフランス語の講座が長期間続いていますが、先月あたりから、英語の語学講座も増えてきました。フランス語では、岩手でNo.1と定評のある千田先生が教えています。生徒さんも長期間通っている方が多いです。

 

スピーチ練習のクラスは、高齢の女性の方が生徒さんですが、私が思っていたよりもさらに年上ということがわかって、びっくりしました。70代後半かと思ったら、さらに10歳上でした。洋裁のお仕事も続けていらっしゃるそうで、このお年で働いて勉強していらっしゃるとは、本当に頭が下がります。私の両親よりも年齢が高いのですが、英語はかなりお上手だと思います。このお年の女性でこれだけ話せる方も珍しいのではないかと思います。私もこのくらいの年になった時、こんなに元気でいられるだろうか?と思ってしまいました。

 

今日は、通訳準備講座でした。お昼にも同様のクラスが1つありますが、こちらは夜しか来られない方のためのクラスになります。かなりお若い方と私と同じくらいの年齢の方が生徒さんですが、だいたい語学のレベルは総合的には同じくらいのようです。また、どちらの生徒さんも耳はいいようなので、その辺を踏まえて教えて行きたいと思います。通訳は簡単なレベルの逐次通訳を、英語力を向上させる手助けにするために行っています。ここから意欲を持って、簡単な通訳ができるくらいのレベルまで到達してくれないかなと思っています。対象はだいたい準1級・700点台後半のレベルの方になります。お昼の方はもう少し上のレベルの方も混じっています。

 

これまで学んできたことを、皆さんの語学力の向上のために役立てられるよう、頑張りたいと思います

 

その他、セルクでは中国語、フランス語、韓国語のクラスも行っております。お問い合わせは、こちらの方へお願いします。

 

 

*英語学習相談はじめました。

今の時期は英検の面接などの相談も承っています。試験日まで継続した練習も受け付けています。

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文法的に正しい英語にこだわりすぎて、会話ができなくなっている。

-文法的にもきちんとした英語を話した方がよい、ブロークンな英語でもいいから話そうという発想は捨てよう-理想はそうです。文法的に正しい英語をちゃんと話した方がいいに決まってるし、その方が相手にとってもわかりやすいことは間違いありません。しかし、英語を指導する中で見てきたのは、あまりにも「文法的に正しい英語」にこだわりすぎて、話ができなくなってる人が多い、という事実でした。

 

特に、TOEICでいうと780点から900点くらいの、中級の上級から上級くらいのレベルの方々にこういう傾向が強かったです。とてもきれいな英語を話せているのに、「あ、今のもしかして複数で話すべきでしたか?どうもすみません…。なかなかうまく話せないですね。」と、高度なビジネスの話をしながら言うような方々が多いです。自分の英語が正しくないのが気になって、会議などでもなかなか話せない、という方もいました。こちらからすると十分話せているにもかかわらず、です。

 

理由の1つとして、ある程度のレベルになってくると、自分が今話した英語が間違っていた、ということに気づけるようになってくる、というのもあると思います。だから、間違いとわかってしまってそこで話が止まってしまう、ということが多いようです。また、そのため自分で「こんなに勉強したのにまだダメだ…」と思ってしまうようです。

 

そういう時は、「多少間違いがあっても、この内容を相手に伝えなくてはならない。伝わるレベルの話をしなくてはならない。」という風に考えてみましょう。自分の話の文法の正しさよりも、「相手に伝える」ということに主眼を置いてみるといいと思います。もちろん、自分で自分の英語の間違いに気が付いたら、後で間違っているところをチェックしておく、というのは大事です。しかし、実際に話す必要があるときに「ちゃんとした英語じゃないから…」としり込みしてしまったり、話すのをやめたりするのは、一見良いことのように思えますが、実は「相手のことを考えず、自分のことしか考えていない」態度だと思います。

 

それと、日常の会話をするときに、私たちも文法的に正しい日本語を話していると言えるでしょうか?そうは言えないと思います。なんとなくちゃんと聞こえるからそれ以上追及しないで聞いている、といった感じだと思います。また、ネイティブでも完璧に正しい英語ばかり話しているわけではないし(ちゃんと聞こえるために外せないポイントはあると思いますが)、外国人の話す日本語が多少文法的に間違っていても、ある程度のレベルで話ができる人の日本語なら、だいたい何をいいたいのか予想がつくと思います。

 

私も実は以前は自分の文法的な間違いが気になって、話ができない状況に陥っていたことがありました。でも、どうしても英語で聞き手に伝えなくてはならないせっぱつまった状況に立って、そのような考えを捨てることができました。語学の学習だけでなく、なんでもそうだと思いますが、完璧になるのを待って何かを始めようとすると、いつまでたっても何もできません。実際にやりながら、修正していくようにして、完璧主義にとらわれすぎないようにしたいものです。

 

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「外国人に人気の日本の観光スポットランキング2018」(Trip Adviser)を見て思ったこと

トリップアドバイザーの「外国人に人気の~」の今年のランキングを2つ見てみました。観光スポットと体験・ツアーのランキングです。感想を書きたいと思います。

 

まず、観光スポットの方から。観光スポットは、ほとんど外国人のツアーと言えばここ、というオーソドックスな場所がやっぱりランキングの上位に入っています。1位の伏見稲荷はほんとに世界中の人に人気で、鉄板といった感じです。私も4回は案内してるんじゃないかと思います。ちょっと変わったルートとして、裏側から入っていったことがあったと思います。赤い鳥居が続くのが、エキゾチックでいいのかも。”Memories of Geisha" の影響もあるかもしれません。

 

その他、白川郷浅草寺日光東照宮と、日本人にも人気の観光スポットが多く、確かに素晴らしい所ばかりで、ランキングに入っていたのもうなづけます。ランキングに入っているスポットには、何度か外国人旅行者を連れて行ったところも多いです。しかし、残念なことに気が付きました…

 

東北・北海道の観光地が入ってない!

 

うちの子供もこの前、何かのランキングをTVで見て言ってました。「東京と関西ばっかり!東北がぜんぜんないよ。なんで?」。これは本当にどういうわけだろう?と思ってしまいます。おそらく、江戸時代から明治に移る際に、東北はほとんど幕府側に付いたので、貴重な城とか文化財が壊されてしまったり、また、平安時代に栄えた平泉のようなところも、中央との闘いに負けて、お寺や文化財が残っていないから、ということもあるでしょう。

 

しかし、これほど見事に全く入っていないと、何だか本当に政府や地方自治体は東北を活性化する気があるんだろうか?と思ってしまいます岩手県でも力を入れているのは、台湾が主で欧米からの観光客はほとんど呼ぶ気配がない感じです。もちろん最近、クルーズ船の寄港は増加してきました。しかし、東北は建物は少ないかもしれませんが、自然は豊かだし、昔ながらの古民家なども残されています。どうやったら、東北にもっと海外からの観光客を呼び込めるのか、もっと真剣に考えて行くべきではないかと思います。東北の観光産業に従事している者の努力も必要かもしれません。また、そういう仕事をしている人材からも、もっと意見を聞くべきではないでしょうか。どうも地方自治体は、地元に住んでる外国人の意見ばかり聞いているように思えてしまいます。それもいいとは思いますが、住んでる方々だけではなく、実際に旅行者と接している人たちの意見も聞くべきではないかと思います。

 

体験・ツアーの方では、料理教室と着物を着たり、芸者さんの踊りをみたりする体験が人気のようです。特に料理の寿司づくり体験を提供している教室が多く上位にランクインしているようです。また、忍者体験やその他「忍者」と名前のつく体験も人気があるようです。あと、意外だったのが、東京や京都を自転車で回るツアーが予想以上に人気があることでした。このような体験型のツアーなら、東北でも何か作れるのではないかと思います。東北ではスキーが人気だし、よい酒蔵も多いので、それらを組み合わせるなどして、なんとかならないかと思います。

 

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育成する機関のない所に実力がある人材は育たない、ことに気づいた。

タイトルは、今日ふと思いついたことです。岩手県には、TOEIC高得点者(800点以後半以上)、英検1級保持者など、英語の試験で最高位の資格を持っている人たちがとても少ない。それは結局、それを目指して人材育成する学校とか機関がないから、ということが頭に浮かびました。

 

「そんなの当たり前の事じゃないか」と思う方もいると思います。また、「結局仕事がないから育てても仕方ない。だから人材がいない」という「どっちが先か?」という話しになるのかもしれません。けれど語学の仕事は岩手県やその周辺の東北地方で皆無というわけではないし、人がいない場合には、首都圏や東北で比較的語学人材が豊富な仙台などから調達することになります。

 

岩手県は今では比較的通訳ガイドの数は多いのですが、それは平泉の世界遺産への登録を見越して、県で資金を出して養成講座を開催し、通訳案内士に合格できる人材を育て、地域限定通訳案内士制度を作って、県内を案内できる人を育てたからです。登録後、県の方では通訳案内士の人材育成や就業機会の増加の取り組みなどからはぱったり手を引いてしまって、自分たちでやらざるを得なくなったという問題はあります。しかし、それによって一部ですが、自分で少しは語学で食べていけるレベルに近づくことができた人たちが出てきました。

 

考えてみれば、私も英検準1級とTOEIC700点代後半までは自力でやりましたが、それ以降は通訳学校の通訳の1つ下のコースに通いました。自分の努力だけでそこまで上げるのは結構大変だし時間もかかります。私も高校の頃留学したし、もともと英語の成績がよかったので、その過去の遺産で700点代後半まではそれほど労力をかけずにも上がれましたが、それ以降は結構大変でした。それも通訳学校に通うことにした理由の一つです。また、実力を上げるには一人より切磋宅間できる仲間がいた方がいい結果が出ることが多いと思います。

 

そういう教育機関が岩手にはなかったので、高度な英語力がある人材も極端に少なかったと思われます。英語だけではなく、小中高生の塾や学校なども同様です。私が小中の頃には塾は岩手にはほとんどなかったし、子供向けの英語教室もほとんどありませんでした。最近は大手の塾があるので、東京や首都圏の中高一貫校とか、東京の市立名門校に合格する子供も出てきました。また、最近私立高校で、東大や医学部受験を目指すことを目標に中学校を設立したところもあります。やはり、こういう教育機関がなければ、それなりに実力がある人材を輩出することは難しいと思います。

 

そういう人材が集まっていると仕事も来るようになる可能性もあるし、仮にあまり来なかったとしても、実力があれば自分の方から仕事があるところに出ていくことができるでしょう。私もどこまでできるかわかりませんが、本業の傍ら、岩手県でもそういう人材を育成するところのお手伝いをしていけたら、という風にも思っています。

 

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