英語通訳・翻訳・ガイド・講師 Junのブログ

東北を拠点に英語通訳・翻訳・通訳ガイド・英語講師のJunが、英語・教育・手芸などについて発信します。

外国語学習、何歳からでも大丈夫?-大人の場合-

年を取ってからでも英語は身に付くでしょうか?答え:YES!私の周りにいる人をみると、そう言えると思います。

 

例1:岩手ひらいずみ通訳ガイドの会の現会長(二度目)Iさん

なんと、2年前71歳で通訳ガイド試験に合格しました。受験歴51年!もともと高校の先生で、勤務中にも受験を続けていたとのことでしたが、いつも英語の1次試験で失敗してしまい、こんなに時間がかかってしまったようです。私が受験した時にも、Iさんが同じ仙台の会場にいたことがあったのを思い出します。私は英検1級を持っていたので英語免除でしたが、Iさんも新しく免除の条件になったTOEIC840点を持っていて、1次免除になったことが合格につながったようです。平泉のボランティアガイドの会でも、日本語ガイドの会でも熱心に活動していたIさんですが、最後にまであきらめず勉強を続け、合格出来て本当に良かったと思います。私が地域限定通訳案内士合格して入会した時にも会長さんでしたが、ライセンスがないので、ちょっと肩身が狭いような話をしていましたが、今回はプロの有料ガイドとして日々張り切って活躍しています。

 

例2:お子さんのために勉強を再開したSさん

Sさんもガイドの会の会員ですが、40歳を過ぎてから、中学生になるお子さんに英語を教えたいと思い、英検2級の受験から勉強を始めたそうです。2級を取ってからは、盛岡駅近くの善隣館にずっと通って勉強を続け、準1級まで合格。ガイド試験を受験したのですが、やはり英語の1次で2度失敗、もうやめようかと思っていた時に、ガイドの資格を持っている知り合いから、「英検1級取った方が早いよ。」と言われ、英検1級の受験を決意。はっきりとおいくつで合格されたのかわかりませんが、50歳過ぎていたことは確実だと思います。その年齢で2回目の受験で合格し、ガイドも英語免除になり、合格されたそうです。お母さまの介護があるそうなので、しょっちゅうはお仕事できませんが、時々ガイドの会の定時ガイドや、同じ通訳翻訳会社の観光通訳として活躍されています。

 

例3:50歳過ぎてからお子さんができたWさん

元々ホテルマンでカナダの系列ホテルで働くために10数年滞在し、その後岩手に戻ってきたため結婚が遅くなり、息子さんが生まれたのは50過ぎ(60近く?)だったWさん。やはりお母さんの体調のことなどからホテルを退職することになり、今後の仕事として通訳案内士の受験を考えたとのこことです。最初はTOEICも700点程度でしたが、12,3年前岩手県が主催した通訳案内士養成講座や通信教育などで勉強した結果、TOEICは2年で900点を超え、ガイド試験も、養成講座から2年後には合格されました。Wさんの場合は海外勤務が長かったので、もともと英語の会話の方は流暢だったようですが、それでも、60近くになってから900点越えはすごいと思います。お子さんの為になんとか、という思いがあってのことだったのかもしれません。

 

英語を身に着けたい!という強い気持ちがあれば、何歳からでもなんとかなるという例をご紹介しました。ただ、皆さん地元では名門と呼ばれる高校を卒業しています。もともと英語の基礎があったということもあるかもしれません。学生の時にある程度のレベルの語学力に到達していた方が習得は早い、と言えるでしょう。しかし、それでも40代50代になってから、基礎レベルからの学習でここまでになれる方々がいるのですから、もっと若い30代40代前半くらいの年齢の学習者の場合には、もっと短い期間で高度な英語力を付けることが可能です。「もうムリ」とあきらめず、何としてもこのレベルまではマスターする、という目標を持って、達成するよう努力してみましょう。