Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

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医療系の通訳講座に参加して、超長い単語発見 

今日は午前中、会議用アプリを利用した通訳講座に参加しました。先生が東京にいて、医療系なので専門のお医者さんも参加しているのですが、その方はアメリカのヒューストンから、生徒は各自の自宅や事務所などから参加しました。今回の参加者は、皆通訳は上手な方ばかりでした。先週は正直「上級者対象の割には、私とレベル変わらないのでは?」と思ったりもしましたが、今回ややはりきっちり決めてきました。さすがだな、と思いました。また、自分の思い上がりがうち砕かれ、やる気が出てきました。

さて、今日は消化器系の勉強だったのですが、渡された資料の中で、超長い単語をいくつか発見しました。

cholangiopancreatography  内視鏡的逆行性胆道膵管造営

eophagogastroduodenoscopy  食道胃十二指腸内視鏡検査

最初、文章を打ち込んだ人が誤ってスペース入れ忘れたのではないかと思いましたが、「英辞郎」などの辞書にもありました。びっくりでした。こんなの覚えられない!と思いましたが、どちらも略称で呼ばれていて、多分そっちの方が一般的に使われているのではないかと思います。

医療系とか、化学系では長めの難しい単語が多いのですが、接頭語などでだいたいの意味がわかるものも多いので、予想はつけられるようです。例えば、cardio-とか、cardi-という語は、心臓を表します。これが付くと、何か心臓のことを表しているのだな、ということがわかります。またmal- とかmala-には「悪い」という意味があり、malnutrition=栄養失調とか、malpractice=誤診、maladjustment =不適応、などがあります。このmal は、以前東京にいた頃通っていた通訳学校で、厳しいことで有名な先生に教えていただきました。

あと、このような研究とかプロが使う用語と一般的な言葉が異なることも多く、耳鼻科などは、日常会話ではENT(ear, nose and throat) doctor と言いますが、学術的な用語では、otohrinolaryngologist となります。医薬の方の通訳・翻訳者になりたい方は、どちらも覚えておく必要があるので要注意です。

長い単語に戻りますが、一番長い言葉だと、1000文字を超えるものもあるそうですが、長い単語と言えば有名なのが、映画の「メリーポピンズ」に登場した、

Supercalifragilisticexpialidocious=すばらしい、素敵な

という言葉だと思います。もしかすると、知ってる方もいるのではないでしょうか。語数の多い辞書には掲載されているようです。多分、映画のために作った言葉ではないかと思います。

単語についても調べてみると、面白いと思います。