英検2次試験対策、学習相談受付再開
昨日も記載しましたが、英検2次面接対策(模擬面接)希望する方がいたら対応します。1回でも模擬で経験しておけば、当日気持ちに余裕が出てくると思います。私も自分が受験した時に、こういうサービスがないか探しましたが見当たらず、東京だと講座があるのに…とがっかりした記憶があります。特になかなか時間が取れない方、近くに講座がない方にお勧めです。児童英語講師、オンライン英会話で指導していた時に、3級~1級まで各級で合格実績があります。今回は2級から対応させていただきたいと思います。
日程と時間については、お問い合わせいただいた時に詳しく提示しますが、受付は主に夜(昼もスケジュールが合えば対応)で、その日の予定にもよりますが、19:30開始~最終23:30開始まで受け付けいたします。
スカイプ、またはズームを利用する予定です。当面英検2次試験対策(模擬面接)中心に受付ますが、その他の相談もお気軽にどうぞ。
★メニュー
・英検2次対策 2級~1級まで(3級、準2級はすみませんが対象外となります。)
時間:2級・準1級1コマ30分、1級1コマ40分(それ以上の時間ご希望の方は、2コマ連続希望とお書きください)
1コマ30分あたり料金(税込):2級1000円 準1級1500円 1級3000円
基本的な流れ:挨拶→模擬面接(本番通り入室から退出まで進めます)→コメント→弱点や注意点の練習→時間があればもう1回できなかったところをやってみる。
下記からお問い合わせがあったら、スケジュールと料金振込先をお知らせします。振り込みが確認できましたら、受付完了となります。
・学習相談(勉強法等) 1時間3000円
もうすぐ英検1次合格発表。2次の準備できてますか?
先週から今週にかけて、翻訳の仕事が入り、その合間に講師の仕事をしました。今週末に入っていた仕事がキャンセルになっていたので、ゆっくり勉強や片付けをしようと思っていましたが、結構慌ただしくなってしまいました。週末と月曜はちょっとだけ休めそうです。
さて、もうすぐ英検1次試験の合格発表ですね。17日にオンラインで確認できるようです。自己採点で合格確実と判明して、すでに2次対策をはじめてる方もいるかもしれませんね。逆に、結果が出てから取り組もうと思ってる人もいるかもしれません。準2級くらいまでなら、それでも大丈夫かもしれませんが、2級以上の場合はその級に余裕で合格できる実力がある方々を除いて、普段から勉強していないと遅いかもしれません。でも、これからしっかり2次の練習をすれば、間に合う可能性も十分あるので、当日まで気を抜かずに勉強したいですね。
以前このブログで書いた、2次対策のまとめです。
英検は、特に中・高校生にとっては入試に有利に働く資格です。しっかり練習して、一発合格目指しましょう。
また、もしご希望のある方には、練習の機会を提供します。英検2次の対策は、児童英語講師だった頃と、オンライン英会話講師の時に経験があり、各級で合格者を輩出しています。スカイプまたはズームを利用予定です。
1回でも練習しておくと、自分の弱点もつかめるし、本番で慌てずに済みます。詳細については15日夜までにブログで紹介します。また、大学入試や就職試験の英語面接対策にも対応します。よろしくお願いします。
原文が良くないと、訳すのも大変
月曜締め切りの急な翻訳の仕事が入り、さっきやっと見直しが終わりました。多分フランス語から英語に翻訳された文章だったみたいで、時々フランス語の単語や、辞書にない創作英単語がありました。
言葉の使い方も、英語ネイティブが書いた文章とは何となく言葉の使い方が違っていて意味が取りにくく、何が言いたいのか掴むのが大変なところもありました。
もちろんネイティブが皆いい文章を書けるとも言えません。日本人でも文章を書くのが苦手という人がいるのと同じです。日本語の文章で困るのは、時制とか数が判断つかないことがあることや、切れ目が分かりにくいことかな、と思います。
その分かりにくい文章を、分かりやすい言葉に置き換えて分かりやすくするのも翻訳者の腕、と言ってしまえばそうですが、やり過ぎると元の意味からかけ離れてしまうかも知れないし、これもなかなか大変です。
私も恐らくもっと勉強が必要なんだと思いますが、翻訳を頼まれるといつも「原文が分かりやすくいい文章でありますように」と祈ってしまいます。
メモ取りの技術の向上のために
東京で以前通訳学校に通った時、メモの記号については多少先生に教えていただいて、今でもよく使う記号になっています。でも、メモの取り方については、それぞれ個人で好きなように取ればよい、みたいな感じでした。
しかし、実はヨーロッパの方では、メモの取り方の基本があり、大学の通訳コースなどで教えてもらえるのだそうです。今はなくなりましたが、通訳検定を実施していた通訳協会の夏季集中講座に参加した際、初めてそのことを知りました。しばらくは自己流でしたが、今参加しているグリンズアカデミーで、ヨーロッパ流のメモ取りの基本を少し教えていただけました。今までの自己流のメモとりだと、自分で取ったメモが読めなくなるということが頻発して困っていたので、基本を教えていただいてとてもよかったと思います。徐々に改善しようとしているところで、多少改善されてきた感はありますが、まだまだ要練習という感じです。
また、ここに来て、同時通訳者のマイク関根さんが出版された「同時通訳者ここだけの話」の巻末にメモ取りの基礎講座があるのを発見し、とても参考になりました。また、プロでかなり活躍している人でも、自分のメモの取り方を確立するまでには時間がかった、ということも書かれていて、「やっぱり色々な面で自分で努力しないとダメなんだな。」と思わされました。
この本によると、ジャン・フランソワ・ロザンという通訳者が、「逐次通訳ノート教本」(’Note Taking in Consecutive Interpreting')という本を書いているそうで、これがとても参考になる、ということです。これに基づいて、マイクさんもこれをベースにして、この巻末の分部を書かれているようです。ネットで検索してみたところ、英語版のまとめのようなものをいくつか発見しました。短いまとめ版をざっと読んでみました。このロザンという人が作った記号がたくさん書いてあるらしいのですが、まとめ版の方にはありませんでした。もっと長いものか、英語版の原書を探してみたいと思っています。
メモ取りがうまくできると、逐次通訳だけでなく、英検等の検定試験や入試のリスニングなどにも役立つかもしれませんね。
娘が今日英検受験
今日は娘が通っている塾で英検を受験しました。本会場では明日ですが、塾とか学校で団体受験する準会場では、今日が英検本番だったのではないかと思います。明日が本番と言う人も多いので、もちろん問題は回収されたそうです。
娘の受験級は準2級だったのですが、感想を聞いたら「ちょっと難しかった」とのことでした。中三なのですが、準2級すでに合格している子も結構いるそうで、前回合格した友達に問題を借りて一応本人なりに傾向を掴んでいった(ことを願う)ようでした。娘の通っている中学校では、海外経験がなくても中三で2級合格した子もいるそうで、やはり中高生は受験にプラスになることもあり、特に今年英検受験する生徒は多い、ということでした。
中学生だと、特に進学校の場合、授業だけで特に外部で何もしなくても、3級までは受験すれば受かる子が多いのではないかと思います。しかし、準2級となると微妙で、学校でかなり成績がいいか、外部で英語教室に通っていたり、塾で対策講座などを受けていたりする子が合格しているようです。うちの子供は、私が講師をしていたこともありましたが、2歳からヤマハの英語教室に通いました。正直言って小学校中学年以降は、習い事全般にあまり熱心さを感じなかったのですが、それでも英語教室だけは楽しいと思っていたのか、ほとんど休まずに通っていました。私が仕事でうちにいなかったりしたこともあり、特に講師を辞めてからは見てあげられなかったのですが、それでも、今まで英検は小学校の頃に5級に合格し、昨年3級といままで全部一発で合格できました。これは、もしかすると英語教室に通っていたことと、本人が授業を真面目に受けている(と、本人が言ってました(^^;))ためかな?と思います。
ただ、準2級は、英語教室で習った範囲をもう超えているので、今後は何か対策が必要かもしれない、と思います。素直に私に教わってくれればいいのですが、私も仕事があるし、やはり母親から教えてもらうのには、抵抗があるようです。お母さんがしっかりした方で英語ができる場合には、お子さんにちゃんと教えられるご家庭もあるようですが…。もしかすると、もう少し大きくなって準1級とかTOEICの700点くらいを狙えるようになったら、素直にアドバイスを聞いてくれるかもしれません。今回は、自分で「直前まとめ」のような問題集を買って、通学中に多少勉強していたようです。
二次試験については、前回直前に少し一緒に練習しました。その甲斐あってかどうか、緊張したそうですが、前回は一発合格でした。今回も2次試験は、一緒に練習しようと思っています。素直に一緒に練習してくれることを願ってます。受験があるので、できれば今回合格したいところですが、ダメだったらもう一回受けさせようと思っています。本人も今のところやる気があるようです。
医療通訳のテキストが入手可能
今年の3月に、簡単な医療通訳をする機会がありました。また、ガイド中にお客様が気分が悪くなったりしたこともあって、医療英語・通訳の勉強を時々しています。外国人観光客の増加や、大きな国際的イベントが今年・来年開催されることもあり、医療通訳の機会も増加するのではないかと思われます。
厚生労働省のサイトから、医療通訳のテキストがダウンロードできます。巻末に用語集や表現集がついていて、「そういう風に言うんだ!」と参考になる表現がたくさんありました。
通訳の基本や、医療通訳のロープレも掲載されています。英語だけでなく、中・韓・ポルトガル語・スペイン語もあります。
あと、以下のYoutubeチャンネルも参考になります。
英語の診療のロープレがあります。英語、日本語字幕も付けることができます。
医療通訳の講師をしらっしゃる、ジュリアさんのチャンネルで、医療通訳を実際に行っているモデル・ロープレ動画がたくさん掲載されています。一部音が小さくて、聞き取りにくいのがちょっと残念。
医療通訳はなかなか独学で勉強するのは大変ですが、それほど難しくない一般的な病気の表現なら、なんとか自分で勉強して対応できるかな、と思いました。
「ながら聞き」のすすめ
リスニング力を付けるには、流れてくる音声を集中して聞くことが必要です。シャドーイングをすると、その間聞こえてくる音に集中するするので、効果があります。
しかし、よく言われることですが、人間が真に集中していられる時間は1日15分程度ということで、ずっと集中して聞き続けることはとても大変です。
そこで、15-30分程度集中してリスニングのトレーニングを行なったら、後は何か別のことをしながら、聞き流す程度にしてみましょう。あまり難しくない物で内容を知っている物語やスピーチなどを、繰り返し流すのも効果があるようです。また、英語の上級者なら、ニュースとか映画などを流してもいいと思います。
私は15-20程度のニュースなどをシャドーイングしたら、後は映画やドキュメンタリーをパソコンやiPadなどで見ながら、編み物や縫い物をすることが多いです。通訳講座の先生は、家事をしながら、不思議の国のアリスなどのよく知っている物語をCDで流していると話していました。
多分リスニング力を上げるには、1日2時間くらいは英語の音を聞いた方がいいと思うのですが、これが結構大変です。しかし、何かしながら流して聞くのなら、2時間あっという間なのではないでしょうか。
語学の習得には量をこなすことも必要です。何かやり方を工夫して、なるべく触れる時間を増やせればいいですね。