Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

日々の仕事や自分の英語学習について、英語学習経験に基づく英語力向上・資格取得お役立ち情報

もうすぐ英検1次試験!試験の前にするべきこと

日曜日は英検ですね。特に学生さんは、受験する方も多いのでは?私の中学生の娘も受験予定です。私は特に指導などはしていませんが、本人が本を買って勉強したいというので、「重要事項のまとめ」みたいな感じの本を買ってあげました。通学時などに一応見てはいるようですが、どうなることやら…。

 

英検の受験の前に、試験勉強以外にも考えておいた方がいいことがいくつかあります。時間配分と問題を解く順番は事前に決めて置いた方が、余裕をもって問題に当たれると思います。特に1級、準1級の受験を検討している方は、どの問題にどのくらい時間をかけるべきか、事前にプランを立てた方がいいと思います。

 

1級を受験した時、1回めは1次試験に失敗したのですが、特に英作文で時間が足りなくなってしまい、少し適当に書いてしまったことが大きな原因の一つでした。それで、英作文に十分時間をかけられるよう、英作文から先にやって、次に得意な読解、最後に語彙と進むことにしました。語彙を一番最後にした理由は、語彙問題は覚えていないとどうしようもない(勘で選ぶしかない)ので、悩んだりしてムダな時間を使うのはもったいないと思ったからです。英作文に20分程度かけ、どんなに長くても25分以上過ぎたら諦める、と決めました。そして、語彙は20分から15分としました。最低15分残っていれば、なんとかなるのでは?と思ったのです。読解は得意分野で高得点が期待できるため、十分時間をとれるようにしました。この戦略が功を奏したのか、2回めは1次試験合格し、2次も一回で合格することができました。

 

人によって得意不得意な分野があると思いますので、上のような順番がみんなに必ずしも有効というわけではありません。自分なりの配分や、解き方のルール等を先に決めておくと焦らずに済むのではないかと思います。上の時間配分以外には、リスニングの問題分のアナウンスが流れている間に、答えの文章に目を通す、ということなども決めていました。こういう戦略は何事においても意外と大事です。

 

あと、試験会場に行く前に決めていたことは、「ぎりぎりまであきらめない」ということです。準1級まではそうでもなかったのですが、1級は結構待ち時間の間緊張していました。それで、緊張を解くためにも、開始直前まで語彙集などに目を通したりしていました。なんでもすぐに「もうだめだ…」と思ってしまうところがあるので、気持ちで負けないようにギリギリまで勉強したり、時間配分の確認を頭の中で行ったりしました。やはり、こういう心がまえだと、結果も違ってくると思います。

 

試験が簡単なレベルだと、何もしなくても合格するかもしれませんが、自分の実力でやや難しかったりぎりぎり合格レベルの場合には、直前まで気を抜かずに緊張感を保っていた方が、いい結果が出ると思います。今週受験するみなさんの参考になれば幸いです。試験頑張って下さい。

楽しみながら学ぶ

先週末ごろからのどが痛みだし、高熱が出たので病院にいったところ、インフルエンザと診断されました。今日まで外出できませんでしたが、多少のどの調子がまだ悪いですが、だいぶよくなり、明日からは多少外出可能になります。

英辞郎によると

インフルエンザが流行している。

The flu is going around. または There is the flu going around. 

とのことです。もしかして、岩手で結構流行ってるかもしれません。

 

高熱ではないものの、まだ微熱があり、気分がイマイチすぐれなかった時期時には、Netflixで映画を見ていました。英語の勉強にもなるので、基本英語音声で字幕ありかなしで見てました。あまり頭を使わなくてもいいようなもの、ホラー映画とかターミネーターのようなアクションを中心に見ていました。

なんとなく懐かしい感じがしたこともあって、アニメ版のウルトラマンを見ることにしました。でも、ウルトラマンは日本がオリジナルです。また、ところどころ設定に無理があったり、実写版とは設定も違っていて、「やっぱり子供っぽかったかな。時間の無駄だったかも。」と思ってみるのを途中でやめようと思ったのですが、だんだん面白くなってきて(やはり気になる点はありましたが)やめられなくなってきてしまいました。そこで、音声をチェックしてみたところ、英語音声があったので、英語音声で字幕も英語にしてみました。字幕の方は、離してる英語と違ってる部分もあったので、途中で消しましたが、「時間を無駄にしているのでは?」という罪悪感は消えました。それなりに面白かったし、漫画が原作とのことで、漫画だともっと詳しいストーリー展開になっていて、設定に無理があったりなんか突拍子がないような感じも少ないのかも、と思いました。

 

勉強なのか趣味なのかわからないような勉強方法を取り入れると、勉強が楽しくなってくると思います。英語カラオケも楽しいですね。Youtubeでも、意外な日本の番組に英語の字幕がついていたりします。何か自分の趣味を英語でやってみるのは、おすすめの勉強法です。

 

4月はガイドの仕事ラッシュ!

久しぶりの更新になってしまいました。読んでいただいていた皆様どうもすみません!

 

4月はガイドの仕事ラッシュで、他の事をする気持ちの余裕がありませんでした。こんなに単発の仕事が1か月の間に多かったのは、2011年に全国のガイド資格を取って以来、初めてでした。

特に4月の10日過ぎから5月頭までは、東京や東北地方を行ったり来たりの移動の毎日で、「このままでは体がもたないのでは?」と自分でも心配になるほどでした。

 

もともと3月下旬から4月は、「お花見シーズン」で海外からの観光客も増加する傾向にありました。これまでも「ガイドが足りない」ということで、首都圏の方からスルーガイド(1週間前後の全国を移動して行うガイド)の仕事のため呼ばれたことが、何度かありました。しかし、東北だけでこれほど日程が詰まってしまったことはありません。ではなぜかというと、今日本でも注目が集まり始めている、「クルーズ船」のオプショナルツアーのガイドの仕事が多かったためです。そのクルーズ船が青森、秋田、山形などの東北各県の港に入ってきて、そこからオプショナルツアーが出発するため、ガイドやその他関連業務などの仕事が多く入った、というわけです。

 

上記の県だけでなく、今年は地元岩手にも、念願の大型客船ダイヤモンド・プリンセスが寄港しました。寄港地は宮古港でした。また、宮城県石巻仙台港に入る船も増えているようです。東北にこんなに来てくれるとは、本当にありがたいです!これからも東北の港での仕事が増えることを願っています。また、東北だけでなく、全国的にクルーズ船の寄港が増えているようです。

 

4月末くらいで仕事ラッシュは終了しましたが、5月半ばくらいまで、いくつかクルーズや単発のガイドの仕事がいくつかありました。これも今までなかったことです。例年だと、単発のガイドはせいぜい4月に多くて2回、5月1回くらいでした。

 

また、これは1昨年、昨年ガイドになった新人さんも、仕事獲得のチャンスが多いということです。本当に今年、来年は新人さんや今まであまりお仕事してこなかったり、仕事が見つからなかったりした方々にとって、チャンスの年ではないかなと思います。ガイドを仕事にしたい方は、頑張って今年資格を取得した方がいいと思います。ガイドは経験が物を言う仕事です。その経験を積むめったにないチャンスが今年、来年でしょう。クルーズ船の寄港増加に加えて、ラグビーワールドカップ、オリンピックと大きなスポーツ大会が2つもあります。首都圏だけではなく、地方でも仕事の機会が多くなることが予想されます。それを過ぎてしまえば、仕事が若干減る可能性もあるのでは?と思っているので、できる限り今年、理想を言えば去年までに取っていればもっとよかったのでは?という感じです。でも、今年でもまだ大丈夫ではないかと思います。

 

今まで「持っていても全然稼げない資格」の代表格だった全国通訳案内士資格ですが、ここ2、3年くらいで風向きが変わってきました。「稼げる資格」にかわりつつあるようです。

 

(前回準1級1次試験合格された生徒さん、2次も合格したそうです!)

 

 

生徒さん1名準1級一次合格!

出張の仕事が長時間勤務になり、しばらくブログの事が頭から消えてしまっていました😅。

地元通訳翻訳会社で教えている生徒さんが、準1級一次試験合格されたそうです。英検のクラスではなく、通訳準備講座に参加している方ですが、元々発音がきれいで会話は出来る方だったのですが、語彙力の不足が目立ったため、語彙力を上げるようアドバイスしていました。ただ、語彙の点数はあまり良くなかったそうで、今回は英作文が良かったのだそうです。

 

二次試験の様子も聞きましたが、面接官はネイティブで、緊張はしたものの練習は結構していった、ということでした。模擬面接で漫画の説明をしてみていただいたのですが、時間いっぱい使って話せていたので、この部分については大丈夫かな?という感じでした。ここが短すぎる人が多いのでは?と思われるので、時間が余らないよう気をつけましょう。目安としては、残り時間10-15秒位のところまでは最低話せるようにしておきましょう。

 

 

英語学習はあせらず-自分の学習過程を顧みて-

何度か書いていると思いますが、英語学習であせりは禁物です。私もそうですが、やはりみんな早く上達したいと思うものです。気持ちはとてもよくわかります。でも、語学は特に、中級以降は伸びるのにある程度時間がかかります。

 

以前語学の雑誌で英語学習の伸び方の表を見たのですが、それによると、学習を続けてその学習の成果がでるのは早くても半年、スランプとぶつかると1年~1年半くらいはかかかるようです。そのため、すぐ成果が出ないと「もう才能ない」「やっても無駄」とあきらめてしまう人がいますが、最低半年間は今やっていることを継続してみた方がいいと思います。

 

最近私も、自分自身でそれを実感しました。同時通訳が多少でもできるようになる過程でのことです。やはり通訳をやるからには、同時通訳ができるようになりたいと思っていました。それで、数年前東京にある通訳学校の3日間集中講座に参加しましたが、言葉がほとんど出てきませんでした。多分、そこに参加していた生徒さんの中で、私が一番出来が悪かったと思います。皆さん上手で、「もうやってもダメかも」と思ってしまいました。

 

しかし、2年前から、3ヵ月弱の短期コースなら東京の方の通訳学校に継続して通えるようになり、そこで同通コースではなかったものの、先生の方針で多少同通も勉強をする機会がありました。その頃からまったく言葉がでないということがなくなり、切れ切れになったり遅れたりするものの多少文章や単語が出るようになりました。そして、昨年冬に通った通訳ガイド系の学校の短期のウィスパーコースでは、簡単な内容の日英ウィスパーでごく短い時間なら、なんとか文章が出せるようになり、合格証をいただくことができました。そして、今お世話になっている通訳講座では、まだ問題があるものの、日英で事前に少し準備する機会があれば、ある程度の時間同時通訳で文章が出せるようになりました。英日は問題が多いし、慣れた方に比べるとまだまだですが、それでも、まったく言葉が出なかった数年前、文章や単語が切れ切れだった2年前に比べると、各段の進歩だと思います。

 

時々、「3ヵ月でTOEIC300点上がった!」などという、急激に英語ができるようになったという方の広告や体験談を見ます。ですが、よく読んでみると、そういう方は働く必要がなくその期間中英語漬けになっていられる人だったり、高額な料金を払って毎日コーチングしてくれる方についていたり、TOEICなどの点数が低い頃から継続して自分で勉強していて、実はある程度近い点数を取れるだけの実力がついていたことが多いようです。普通に働きながら、または学校に通いながらでは、短い時間で急に実力を上げるのは、初級から中級くらいの期間を除き、まず無理と言えます。3ヵ月で初級から中級に上げるのは、内容的に簡単なので可能だと思います。

 

ダイエットでも、急激に痩せようとするとリバウンドしてしまったりで、かえって気長に減らしていったときの方が、肥満の状態に戻りにくかったりします。英語も、ある程度長いスパンで徐々に実力が上がると考えて、目標に向けてコツコツ頑張った方が結局は近道ではないかな?と思います。

最近の英語学習

仕事があるときは、仕事の準備が最優先ですが、仕事がない時には、ニュースのシャドーイング、リスニング(編み物など他のことをしながら聞いていることが多いです)、社説や優しい英語の本の音読などをやっています。また、なかなか慣れないメモとりの練習も時々するようにしています。それと、通訳や翻訳などの講座に通っている時は、その講座の予習復習が英語の勉強ということになるし、英語を教える仕事の準備も、自分の勉強になることが多いです。

 

今日からオンラインの通訳講座が始まりました。元々東京にいた頃、通訳者の先生が書いた英語学習の本を読んで通訳の訓練をやってみたところ、とても楽しかったので通訳学校に入学したという経緯があり、通訳訓練は準備等が大変ですが、私にとっては楽しいことの1つです。当時のクラスメイトに「楽しい」というと「えーっ!」と驚かれたりしましたが、自分の通訳の出来はともかく、私にとっては面白いことをやれる場でした。

 

グリンズアカデミーというところで勉強させていただいていて、今日は、アナウンサーが行っているような口を回す練習固い書き言葉を口語化すること、外国人労働者問題のスピーチを受講生の1人が作成し、その日英逐次通訳TEDのスピーチを使った英日同時通訳をやりました。私は同通はまだうまくやる自信がないので、今日は同通はオブザーバーでしたが、近いうちに挑戦したいと思っています。

 

また、今日突然PCがフリーズするというアクシデントがあり、逐次通訳ができませんでした。以前からビデオを長時間使うと時々こういうことが起こっていたので、次回はipad の方を使いたいと思います。これで、パソコンに問題があるのか、回線の問題なのかはっきりすると思います。

 

東京の通訳学校にいた頃の反省点として、ただ単に「通訳訓練が楽しくて好き」ということだけが頭にあったので、「どうしても通訳者になりたい」という強固な意志がなく、「~年以内に同通クラスに進級する」という目標も設定していなかった、ということがあります。今は自分以外に子供の人生もかかっているので、「とにかくやる!数多く練習する!」ことを念頭に置いて、勉強していきたいと思っています。

 

来週仕事が1件入っているので、そちらの方の準備もする必要もありますが、何度かやっている分野の通訳なので、通訳講座の準備にも時間が割けると思います。また次の回が楽しみです。

今年達成したいこと、心掛けたいこと

2019年になりました。書初めをしない代わりに、今年達成したいこと、心掛けたいこと等について書きたいと思います。

 

首都圏に拠点を持つ

ずっと以前から考えていて、金銭的なことや娘のこと等が心にひっかかっていて実行できていませんでした。しかし、最近ホステルに安く連泊できるサービスや、狭いけれど格安という物件を紹介してくれる不動産屋などをネットで発見したり、レンタルのコワーキングスペース等のサービスでいいものが出て来ていることをがわかりました。このようなサービスを利用して、3月~4月上旬頃に何等かの行動をとりたいと思っています。

 

仕事を拡大する

去年から心掛けていたことで、ある程度達成することはできたのですが、今年は新規のエージェントや東京にいた頃お世話になったところに再登録するつもりです。また、特に東北にいることがあまり問題にならないようなサービスをしているところに、登録したいと思っています。また、フリー・派遣を問わず通訳メインで登録するつもりです。

また、今までやっていたのとは別の仕事もしていければと思っています。小学校から大学まで演劇部だったことと、発音がいいと言われることを生かせる日英の本の朗読、ナレーション、よみきかせなどの関連のことができればと思います。絵本の朗読・読み聞かせについては、子供向け英語教室の講師だった頃に教室で日常的に行っていたのと、仕事がまだ地元のみだった頃、小学校で絵本の読み聞かせをしていた経験があります。演劇の経験のおかげで子供にウケがよかったので、また笑ってもらえたら、と思い目標に加えました。

あとはやはり英語の勉強関連のことで、何か毎日勉強する助けになるサービスを作れれば、と考えています。

 

家庭生活を快適にする

うちの子供は今まで茶の間で主に勉強して、私と一緒の部屋で寝ていたのですが、受験が近づいてきたこともあり、個室で快適に勉強できるようにしてあげたいと思っています。また、私も自分の仕事部屋のようなスぺ―スはあるものの、参考資料や本などが増えて、収納スペースが不足している状況になってきました。子供の部屋を今住んでいるところに確保することと、学校も遠いので場合によっては祖父母の家を出て2人で暮らす、または私の事務所兼仕事部屋のようなところを確保することを考えています。

 

体重を減らす(^^;)

4年ほど前秋田からの帰宅時に、秋田駅で新幹線に遅れそうになり、階段をパンプスで駆け下りたところ、あやうく転げ落ちそうになって左足の靭帯を損傷する怪我をしてしまったことがありました。2,3ヵ月松葉づえをついて過ごしたのですが(その間のガイドの仕事はサポーターを付けてなんとか杖なしてやりました)、それ以降しばらく足の調子が悪く、あまり激しく動けなかったため体重が増加しはじめました。2018年春まで翻訳の仕事も結構多く、座りっぱなし状態になったので、それも体重が増える原因となってしまいました。すると、健康診断で特に治療の必要はないものの、妊娠中でさえ普通レベルだった血圧が高血圧気味になり、コレステロール等の数値もちょっと危ないレベルまで増えてしまいました。このまま放置すると病気になってしまうし、ジャケットがきつくなったのを買い替えるのがもったいないので、今年は健康面でも改善を図りたいと思います。

とりあえずの目標としては、「きつくなったジャケットが楽に着られるレベル」を目指したいと思います。

 

趣味を仕事にしてみたい

あくまで本業優先にしたいと思っていますが、趣味の手芸で作ってきた作品を販売することも考えています。元々小学校の頃から編み物や縫物、人形の服作り、ファッション雑誌や洋裁・手芸の雑誌を読むことが大好きでした。そのため、最初に就職した会社は、有名デザイナーが社長のアパレル部門のグループ企業を選んだほどです。服作りの専門職ではなく、秘書や海外部門などで働きましたが、やはり楽しかったのは、事務作業よりショーの手伝いのスパンコールつけ、生地の色見本帳づくり、輸入アクセサリーやバッグのお直しなどの作業でした。趣味の延長線上の細々としたものでもいいので、何かやってみたいと思っています。

 

これらのことが一歩でも前進するよう、今年も楽しんで仕事・勉強をしていきたいと思います。