東京で通訳講座に参加
東京で、ガイド団体主催のTJSという学校の通訳講座に参加しました。ビジネス通訳講座でウィスパーと同時通訳を学ぶ講座です。何度か同日通訳の講座には参加したことがあるのですが、機械がなくて実務ではほとんどやったことはありません。なんとかできるようにしたいと思い参加しました。内容は以下のようになります。
・英日 音読→音読した部分のサイトラ→逐次通訳
素材は、河野外務大臣の演説を使いました。河野さんは、アメリカの政治学で有名なジョージタウン大学を出ているので、英語はかなり上手です。アメリカや欧米の大学に行った人すべてが英語がうまい、というわけではありませんが、発音やリズムが普通の政治家より格段にいいと思います。通訳の素材としても、使えるレベルのようです。
・日英 音読→生徒が会話を英語と日本語で音読し、(医者役が日本語、患者役が英語)それをパナガイドを使って逐次、できるようであればウィスパー
特に日英の時に顕著だったのですが、人によって英日の方がうまい人と日英の方がうまい人に分かれました。英日の方は、先週は別の先生が担当する講座に出て、終了地点が違っていたようだったので、準備してない部分があたり、あまりうまく逐次ができませんでした。特に用語が難しい部分だったこともありますが、文章が1つか2つだったらいいのですが、これ以上になると、細かい部分が落ちがちになってしまいます。特に準備が十分にできていないとそうなってしまうので、次回は全部準備していこうと思います。
日英の方はかなり家で音読練習などをしていったので、英日よりはいい出来でした。しかし、普段はやはり日英の方が苦手なので、こちらの方もスムーズにいくよう、頑張りたいと思います。
夏に、このクラスの1つ下のクラスを部分的に受講し、試験に合格してこのクラスに進級することになりました。しばらく通訳学校には単発の一日講座以外には通っていませんでしたが、昨年度からブラッシュアップのため、再度開いている期間を見つけて通うようにしています。こちらの講座では、このコースでいい成績で終了することが、通訳の仕事を紹介する条件になっているので、試験に合格できるよう頑張りたいと思います。通訳ガイドの団体なので、おそらく普通のエージェントよりも専門性は高くない仕事かな?とも思いますが、工場見学などの仕事もあるようです。工場見学や工場の監査の通訳は、とても好きな分野なので、ぜひ仕事ができれば、と思っています。