日常会話は意外と難しい。簡単だけど、ほとんどの人が英訳を知らない言葉
こちらのブログからインスピレーションを得て書くことにしました。
そうなんです。意外と日常会話は難しいです。子供でも知ってる簡単な言葉なのに、英訳知らなかったりします。例えば、ちょっと汚いですが、鼻くそ、耳くそ、おなら、これらを英語でなんというでしょうか?また、うんち、しーしーなどはどうでしょうか?忖度の意味は知らなくても、これらの言葉を知らないという人は、まずいないと思います。もちろん、教科書にも乗ってません(ある意味大事な言葉であるにも関わらず…。掲載はムリだとおもいますが…。)
うんち poo-poo
しーしー(おしっこ)pee-pee
屁、おなら fart
鼻くそ bugger
耳くそ ear wax
(他にも言い方たくさんあると思います。)
うんち、おしっこは、いとこがアメリカから帰ってきた時に、私に向かっていきなり”Are you poo-poo? Are you pee-pee? (4歳と2歳でした)”と叫んだので、「なんていってるの?」と、意味を叔母さんに聞ききました。苦笑いして「ごめんなさいね。ウンチとおしっこのことなのよ。」と教えてくれました。以前から知ってました。それ以外の言葉は、映画で覚えました。fart はレインマン、bugger はスパイク・リーの何か映画で出てきた男の子のあだ名がこれでした。耳くそ(耳カス)の英訳を知ったのは、医療通訳を勉強し始めてからでした。考えてみれば、これらの言葉は、特に子供がいる家庭であれば、しょっちゅう出てくる言葉です。
また、ざる、フライ返し、ガスコンロ、鍋とかも、知っていそうで知らない言葉ではないかと思います。ざる=strainer、フライ返し=turner, ガスコンロ=stove, 鍋=pot ですが、以前通訳学校に通っている人たちと一緒に勉強していた時、ざるの英語が出てこず、帰国子女がなんとか頭からひねり出してやっとstrainer が出てきた、ということがありました。もちろん、私も知りませんでしたが、「茶こし」は知っていたので、もしかすると似たような感じかな?とは思ってました。コンロなどは、カタカナ=英語だと思ってましたが、英語ではストーブだと知ってびっくりしました。これも、知ったのは割と最近です。
このような日常よく使う簡単な言葉をほとんどの人が知らないのと、日常会話は、フレーズを覚えるとか、イディオムや単語を覚えるなどよりも、一つ一つの単語の意味を感覚で理解して(何といったらいいかわかりませんが…)、簡単な単語を組み合わせて使えるようになる必要があるため、結構難しいのだと思います。文法的にきちっとしていて、意味が1つ2つしかないような単語(take, get, giveなど簡単だけど色々な意味に使える言葉じゃないもの)で会話をするのは、法則と言葉が頭に入っていれば、かえって意味が取りやすいので、難しい内容の方が話しやすい場合も多いのではないかと思います。
何事も簡単だからと、侮ってはいけないということですね。勉強することがたくさんあるから、こんな年になっても、いつまでも勉強し続けることができるのかもしれないです。