Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

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宮城県と言えば松島…松島のガイド・通訳について

昨日は、仙台で観光通訳の仕事をしました。国際学会のエクスカーションでした。国際学会があると、学会の期間中や修了時に、開催地を視察したり旅行したりする一日から半日のツアーが組まれることが多いのですが、昨日の仕事もそうでした。半日で松島と瑞巌寺を回る仕事でした。やはり、仙台での学会や半日旅行と言えば、日本三景の一つ、松島方面が代表的な訪問地になります。松島のガイドや通訳について書きたいと思います。

 

松島には何度か来たことがありますが、自分でガイドしたことはほとんどありません。遊覧船は今回小学校の遠足以来久しぶりに乗って分かったのですが、英語のアナウンスを流せるようです。田沢湖の遊覧船にも英語のアナウンスがついてます。このように、最近は外国語のアナウンスが流せることが多いので、湖とか湾内の周遊とかのガイドがあったら、外国語のアナウンスの有無を確認しておいた方がいいと思います。英語だけではなく、中国語・韓国語も用意されている場合があります。

 

船から降りたら瑞巌寺の見学、というコースが多いかと思いますが、瑞巌寺には土日の場合は英語のボランティアガイドさんを頼むことができるため、場合によってはここは外国語ボランティアガイドさんにお願いしている、ということもあるかもしれません。また、日本語ガイドさんを頼むこともできるのですが、その方のお話を通訳する、という場合もあります。もちろん、自分で案内ということもあると思うので、初めてガイドする場合には、事前に英語か日本語のガイドさんにお願いして、回っておいた方がいいと思います。

 

日本語ガイドさんの通訳、ということになった場合でも、お寺の概略について勉強していった方が安心です。結構、細かい話をする方もいるので(日本人相手なので当然ですが)、どうやって訳したらいいのか、という言葉がでることもあります。昨日も、事前にざっとですが、瑞巌寺について読んでおいたので、なんとか通訳できました。が、お寺や武士のことなどについて英語で話すことになれていないと難しい場合があります。特に、用語がぱっと出ない場合もあると思いますので、事前に勉強していったほうがやはり安心です。

 

瑞巌寺は、中尊寺と開祖が同じ天台宗の慈覚大師円仁なので、円仁の話は中尊寺のガイドなどで慣れていたため、この点はクリアできました。途中で天台宗から禅宗に変わったということも、読んでいてよかったなと思いました。家来の話なども、義経と弁慶の話が平泉で出てくるので、家来=retainer などの言葉が口から出てきてくれて、ほっとしました。円仁は、850年前後東北方面に旅に出たらしく、東北の主のお寺の開祖は円仁ということが多いです。東北のガイドやお寺の通訳などを頼まれたら、円仁について調べておいた方がいいと思います。ちなみに、開祖は円仁ではないという説もあります。

 

1つわからなかったのが、「位牌」という言葉でした。英辞郎で調べたら a spirit tablet とありました。なるほどーという感じです。苦し紛れに「名前が書いた木のプレート」というようなことを言いましたが、はっきりわからない場合には、説明するしかありません。でも、全体としては日本語ガイドさんの細かい説明も、英語に訳せたと思います。

 

あと、日本語ガイドさんの通訳をすることになったら、あまり細かすぎるしないで欲しいことと、年号はなるべく西暦か、~百年前とか~世紀あたりという表現にしてほしいと伝えておいた方がいいと思います。あまり細かすぎる話をしないで欲しいというのは、訳せないからというより、歴史の細かい部分や武士の名前などを海外の人は知らない場合が多いことと、通訳すると時間が2倍必要になって、1っのところが長いと時間がなくなってしまうからです。

 

最近、語学の仕事には事前の勉強と経験が大事、ということが前にも増してわかるようになりました。また、やはり毎日努力をしていることはうまくいくことが多いと思います。繰り返しの練習が必要なところは、スポーツとも共通点があります。今回は比較的うまくいったと思いますが、それでもやっぱりこうすればよかったという点がありました。今後とも慢心せず、さらに高いスキルを身に着けられるよう、頑張ろうと思いました。

 

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ガイドの下見や勉強のために、活用したい現地日本語ガイド

ガイドを依頼された時、時間やスケジュールに余裕があれば、必ず下見をすると思います。その際、自分だけで見に行くと質問疑問などがあったとき、なかなか解決できないこともあると思います。そこで、現地の下見の際には、地元の国際交流協会やガイド団体等を通じて、日本語のガイドさんにお願いをして回ってみることをお勧めします。

 

例えば、地元の通訳ガイド団体「岩手ひらいずみ通訳ガイド」の場合、同じ平泉の日本語ガイド団体「古都ひらいずみガイドの会」と近い関係にあり、新人研修などの場合には、必ず古都ガイドの方を頼んで研修します。また、中尊寺にも専門のガイドさんがいて、お願いすればガイドしてもらえます。盛岡にも、盛岡ふるさとガイドという会があり、ガイド研修の一環として、市内を案内していただいたことがあります。

 

クルーズ船のガイドの時などは、ほんとにその近辺出身のガイドでない限り、だいたい全日は宿泊になります。前の日でもいいので、日本語ガイドさんを依頼して、一緒にコースを回ってみると、翌日のガイドが全く違ったものになると思います。もちろん、勉強もしていく必要はありますが、やはり地元でよく現地の事を知っている方なので、思いがけない良い情報を得ることができると思います。また、ボランティアで無料や、それほど高くない値段の設定になっていることも多く、だいたい1時間~2時間3000円前後くらいが相場ではないかと思います。この値段で色々な役に立つ話が聞けるのは、とてもありがたいのではないでしょうか。

 

注意点としては、あまり細かい話をすると、かえって海外の方にはわかりにくくなってしまうということです。些末な情報や、バックグラウンドの説明が必要な情報については、言わない方がいい場合もあります。細かすぎると飽きてしまう方もいるので、自分の英語力がそれを簡潔に説明できるレベルかどうか考えてから、お話しした方がいいと思います。また、どこの国からどういう方が来るのかにもよるので、その辺も考えて、情報の取捨選択をするべきかと思います。

 

多少お金を払う必要が出てきますが、一度日本語のガイドさんに案内してもらうと、本当によく頭に入るし、他にも様々なことが質問できる等、色々いいことがあります。ガイド同士なので、説明の仕方などの勉強にもなり、地元の観光情報なども聞くことができます。ぜひご検討ください。

 

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通訳ワークショップに参加

日曜日には、通訳者グリーン裕美先生が主催する、グリンズ・アカデミーの通訳ワークショップに参加しました。前の日の通訳フォーラムでお会いできた方々もいましたが、初めて実際に会う方々も多かったです。

 

参加者のほとんどが、通訳のお仕事をはじめている方々ばかりでした。私も通訳もやっているといえばそうなんですが、私のように月1回程度プラス単発で数週間から1か月程度の仕事が年2,3回とかではなく、社内通訳者として働いている方が多く、しかも普段は同時通訳メインでお仕事している方々がほとんどでした。そういう中で、最初は何とかついていけましたが、やはり初見の同通となると、言葉が詰まってしまいました。やはり同時通訳は難しいし、まだまだだな、と思いました。

 

今回難しかったのが、同時通訳に数字が頻発したことでした。経済関係やIRの通訳の場合数字が多く登場するので、数字の転換が素早くできなくてはなりません。でも、そこで引っかかってしまっていました。逐次ならまあなんとかなるのですが、同通ではお手上げでした。でも、今回はそれを克服するための訓練方法を教えていただいたので、これからもっと数字を練習し、同時通訳の際にもつまらないで言えるようになろうと思いました。

 

先生の講座では、自分で数字や通訳を練習できるシステムが整っています。また、ロンドンのメトロポリタン大学でも教えていらっしゃるということで、理論面のお話も聞けて、とても分かりやすい講座だと思いました。せっかく練習の機会をいただいたので、できる限り多く活用しようと思います。

 

グリーン先生は、通訳・翻訳の情報サイト「ハイキャリア」というサイトで英語に関する記事を連載されています。ご興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

 

懇親会の後の帰り道、社内通訳をされている方と一緒に帰ったのですが、やはり思い切って実践で通訳をやった方がいいというアドバイスを受けました。少し背伸びをした方が伸びるということだと思います。その通訳者さんも、最初は逐次でやっていたのか、いつの間にか同通でやるようになった、ということでした。

 

とても密度の濃い一日でした。やはり一緒に勉強する方々がいるほうが、勉強にする気になるな、と思いました。今後もスキル向上のため勉強を続けようと思います。

 

 

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*料金は7月からも3,000円ですが、45分を最低時間とさせていただきます。その後の15分間、合計1時間までは追加料金なしの3,000円で対応いたします。

詳細は以下をご覧ください。
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日本通訳フォーラムに参加しました。

 

 

土曜日、日本会議通訳者連盟(JACI)主催の、「日本通訳フォーラム2018」に参加しました。午前中の東京外語大学教授で会議通訳者の鶴田知佳子先生の基調講演から始まり、午後も興味深い分科会が満載で、全部聞けなかったのが残念でした。ビデオは今後、JACIのウェブサイトで公開予定だそうですが、ほとんど会員のみに公開されていると思います。

午後は3つの会場にかれて、分科会が開催されました。私は、以下の分科会に参加しました。

・「社内通訳者という天職」森本由紀(日産自動車通訳者)

・「通訳者のパラレルキャリアを考える」松下佳代(立教大学准教授・会議通訳者)

・「売り手よし、買い手よし、通訳者よし」(三方よし)の経営 中島安彦・朴知姫(ブレインウッズ株式会社)

・「通訳者の仕事ポートフォリオの考え方」セス・リームス、トム・エスキルセン(会議通訳者)

 

どれもためになるお話ばかりでしたカルロス・ゴーンの通訳者としても有名な、森本先生には、以前インタースクールのビジネス通訳クラスに通っていたころ、教えていただいたこともあり、懐かしかったです。今も以前とあまり変わりないご様子で、凛とした通る声が印象的でした。

 

日本会議通訳者協会は、会議通訳者でなくても入会可能です。今通訳勉強中で、将来通訳を目指している方、通訳者志望の学生さんも入会できます。会員には種類あり、会議通訳ではない一般のインハウス通訳、通訳志望者などは正会員になります。会費は正会員は年間5000円です。会長は通訳翻訳ジャ―ナルの連載記事でもおなじみの、マイク関根さんです。以下がウェブサイトです。

日本会議通訳者協会

 

為になる記事がたくさん掲載されています。会員限定記事も多いので、興味がある方は、入会をお勧めします。

 

翌日、グリンズアカデミーの通訳ワークショップにも参加して、密度の濃い土日を巣ごしました。

 

 

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【英語学習用素材】オバマ元大統領が東日本大震災直後に行ったスピーチ、Standing with Japan 

英語の勉強に使えるスピーチなどの素材の紹介です。オバマ大統領が、東日本大震災の直後にホワイトハウスのローズガーデンというところで、震災についてスピーチしました。タイトルは、Standing with Japan日本に関連するスピーチは理解しやすいのではないかと思います。これも、オンライン英会話の生徒さんの勉強用に語彙集や解説を作ったものです。Youtubeビデオと語彙を下に貼り付けます。ビデオの下に、トランスクリプトへのリンクがあります。

 


Standing with Japan 3/17/2011 Obama Rose Garden

*語彙は、レッスンの時間の都合上、3つのパートに分けていました。その方がわかりやすいかもしれないので、そのまま貼り付けます。

(最初~secondまで)2:21

heartbroken 胸がはりさけるような、心が痛むような
development (状況を進展させる)出来事、変化
toll 犠牲者、損害 
☆参考:death toll(事故・災害・戦争などによる)死亡者数 
    toll free number 無料通話番号
nuclear reactor(s) 原子炉
impact on ~に対する影響
nuclear energy 核エネルギー、原子力発電
contain 封じ込める、阻止する、食い止める、抑える、抑制する
☆containment policy 封じ込め政策
bear 責任を持つ、義務を負う、費用を負担する
in harm's way 被害をうける状況にある、危険な状況に(あって)
responder 応答する人、応答者
substantial 実在する、実体がある、かなりの、相当な
call for 要求する
evacuation 避難、退避、☆evacuate 避難する、退避する
based upon(on) ~に基づいて
evaluation 評価
radius 半径 ☆ diameter 直径
purdent 用心深い 用意周到な、将来に備えた、倹約する、良識的な
precautionary 予防のための ☆ precautionary measures 予防策(手段・措置)
deteriorate 悪化する
voluntary 自主的、自発的な
dependent 扶養家族
official (政府機関などの)当局者、役人、公務員 *public servant
embassy 大使館
consulate 領事館
operational 運営の、運用の、使用可能な
render 人、モノを~の状態にする。~を与える

(Second から Finally まで)
potential risk 潜在的リスク
harmful 害のある、有害な
whether AorBnot AであろうとBであろうと
beyond ~の域を超えた
renewable source 再生可能資源
clean coal 精炭
undergone (undergo) 経験する 被る
exhaustive 包括的な、徹底的な、消耗させる
contingency 不測の出来事、偶発事件
going forward 前進する、計画などを進める
draw from ~から引き出す、~得る ~を頼る(利用する)
in light of ~を考慮すると、~を踏まえると
unfold 展開する

(And~最後)
aggresively 積極的に 
☆ 積極的に:proactively, positively
ally 同盟国
extraordinary 異常な、途方もない、特別の
confront 直面する
aftermath 余波、後遺症、影響
for decades 数十年間
around the clock 24時間体制で、一日中、休みなく
to date 今まで
ongoing 行われている、進行している
displace 動かす、移す、強制退去させる、立ち退かせる
USAID = US Agency for International Development 米国国際開発庁
reaffirm 再確認する
trial 試練
alliance 同盟、提携、連合
forge 築く、構築する、偽造する、でっちあげる
tie つながり、関係、ネクタイ ☆靴ひもなどを「結ぶ」場合にも使う
confident 確信する
scarece 少ない、不足する
vulnerable 傷つきやすい、弱い
neverthelss それでもなお、それにもかかわらず
strand 取り残される
debris ガラクタ、がれき ☆同意語 rubble 破片、がれき
wreckage 壊すこと、壊されたもの、残骸
upheaval 大混乱、激変

 

分からない言葉を調べるのに時間を費やすことが多いと思いますが、中~上級を目指す方にとって分かりにくいと思われる語彙は上に列挙してあるので、やりやすくなるのではないかと思います。

以下のようなことをやってみてください。

シャドーイング(初見で、トランスクリプトを見ながら、さらにもう一回等様々なやり方で)

・リピーティング(1文づつビデオを止めてリピート)

・単語を覚えて使ってみる。

・役に立ちそうな言い回しを抜き出して覚える。

・どんな話だったか、口頭で要約してみる。

・スピーチの感想を英語で話してみる。

・スピーチの一部を抜き出して暗記し、単語を変えて自分のスピーチを作ってみる。

・通訳・翻訳してみる、等

 

少し聞いてみて、やっぱりオバマ大統領のスピーチはいいなと思いました。トランプさんになってから、聞く気がしなくなってしまいホワイトハウスのサイトからも遠ざかってしまっています…。一応、重要な演説は極力聞くようにしていますが…。

 

 

 

 

 

横のつながりが大事

今日、地元通訳翻訳会社のCELCで、英語通訳準備講座の講師の仕事をしました。生徒の皆さんは、お仕事をしながら自分の達成したい目標に向けて頑張っています。

 

生徒さんの中の1人が以前、「地元にもこんな風に英語を勉強して、高い英語力を付けようと思っている人たちがいるとは知らなかった。出会えてうれしい。」というお話をされていました。やはり、皆さん同じ目標を持った仲間がいた方が、やる気もでるし、英語に関係する色々な話もできて、楽しいようです。

 

また、単に楽しいだけでなく、同じ目標を持つ者同士の情報交換の場としても機能するようです。生徒さんの一人と私が、先週の日曜日県の国際交流協会主催の災害時外国人サポート研修に参加して、ネイティブの講師の方がきてためになる内容だったし、楽しかったという話しをすると、別の生徒さんたちも興味を持ったようでした。国際交流協会に登録すると、このような研修の情報をメールで流してくれます。無料の上、岩手県では数少ない外国人が来て実践で通訳のリハーサルができる場だし、仕事の情報も流れることがあるので、地元市町村と県の国際交流協会への登録を勧めました。

 

このように、色々な情報を他の受講生から得ることができるし、一緒に学ぶ仲間と支えあって学ぶことができます。通訳案内士の仕事の時にも、コースが一緒の場合には他の通訳案内士のみなさんと一緒に下見をしたり、情報交換したりすることでよりよい仕事をすることができます。

 

一人で勉強していて、孤独を感じたり、勉強に行き詰まったりしている方は、まず近くで何か英語関係の集まりがないか探してみたり、国際交流協会やボランティア団体などに参加してみてください。勉強がより楽しくなるし、目標の達成もその方が早まると思います。

 

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*料金は7月からも3,000円ですが、45分を最低時間とさせていただきます。その後の15分間、合計1時間までは追加料金なしの3,000円で対応いたします。

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海外の有名放送局による英語学習用サイト

総合的な英語の勉強をしたいけど、英会話学校などに通う余裕がないという方、勉強しているけど、なにか総合的な英語学習の助けになるようなサイトを使いたいという方、海外の有名放送局が運営している英語学習者向けサイトがあります

 

BBC Learning English

イギリスの国営放送BBCが運営するサイトで、70年以上の歴史を誇っています。短くて語彙の増強やリスニング力強化につながる素材があったので、私も以前はよくレッスン素材として使っていました。よく使っていた頃とは構成が少し変わってしまいましたが、発音矯正や文法、ディクテーションなど色々なことが学べる構成です。レベル別のコーナーもあります。初級の方はちょっと厳しいかもしれないです。中級以上の方向け。イギリス英語が好き、イギリス英語を勉強した方にもおすすめです。

 

VOA Learning English

こちらは、Voice of America,アメリカの国営放送が運営している英語学習サイトです。BBCと違う点は、発音や文法などのプログラムがぱっと見みつからない点と、ニュースを素材としてそこから総合的に英語を学ぶ形式なのかな?という点です。こちらのレベル1の英語のアナウンスは、かなりゆっくりです。まだ普通のニュースだと、シャード―イングやリスニングの練習の時についていくのがつらいという方にはお勧めです。また、2の方は、日本で行われる英語の試験、準1級とか1級(若干1級の方が早いかも)と同じくらいの速さかな?と思いますので、リスニング対策にもなると思います。BBCに比べて、ニュースが長いものが多いです。

 

どちらかというと、BBCの方を主に使っていました。短めのニュースが多いことと、私自身がイギリス英語に慣れたかったということもありました。でもVOAの方も、ゆっくり目のニュースは同時通訳の練習の時に使える、と誰かが書いていたのを読んだことがあります。どちらも初心者がついていくのは、ちょっと大変かもしれないです。最低準2~2級くらいの英語力があったほうがいいと思います。中級から上級を目指す方にはほんとにお勧めです。うまく活用して語学力を向上させましょう。

 

 

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