英語通訳・翻訳・ガイド・講師 Junのブログ

東北を拠点に英語通訳・翻訳・通訳ガイド・英語講師のJunが、英語・教育・手芸などについて発信します。

学習効率を上げるための方法1

今月のはじめに、子供の通っている中学校が主催した講演会に参加しました。生徒が各自出たい講演やワークショップを選んで、保護者と一緒に参加することができるものでした。子供が、学習と記憶に関する講義を選択したので、私も一緒にそれに参加しました。とても興味深く、役に立つ講演内容だったので、一部をシェアしたいと思います。

一度に全部を記載するのは大変なので、1項目づつ紹介したいと思います。今回は、ワーキングメモリと、その働きを妨げるものと、その対処法について書きます。

 

ワーキングメモリとは、短い時間の間に一時的に情報を保ちながら、同時に処理する能力のことで、今得た情報を過去の長期記憶と照らし合わせながら対応する基盤、とのことです。考えたり、計算したり、支持に従ったりと、学習するためには重要な能力になるとのことでした。

 

この能力がうまく働いていればいいのですが、様々な要因によって阻害されてしまいます。その阻害要因となるのは、例えば、情報量の過多、課題が難しすぎること、注意三万(マインド・ワンダリングというそうです)などがあります。特に注意散漫になると、学習効率が大きく下がってしまいます。注意散漫になる原因には、自分のペースが乱されること、課題に優先順位がつけられないこと、課題と関係ない外部情報(テレビとかネットとか)に気を取られること、心配事があること、睡眠不足等があります。

 

特に、何か心配事があると、注意散漫心ここにあらずという状態になり、学習の大きな妨げになってしまいます。そういう状況に対処して、集中しやすい状態を作るのに効果的なのが、「価値肯定」という方法だそうです。これは、いくつかの項目に、自分がもっとも価値を高く置いているものの優先順位をつけて、それが価値が高いとする理由を書いてみる、という方法です。この方法を行うと、理由はまだはっきりわかっていないそうですが、なぜか、注意力散漫になりにくくなり、集中力が高まるのだそうです。

 

選択肢には、友達・家族・趣味(部活)・仕事(生徒会や委員会活動)・社会問題・宗教・政治・芸術などがあって、これに自分が価値が高いと考える順番をつけるのです。そして、その後に、なぜそれを高く評価しているのか理由を書いてみる、という30分程度でできる方法、とのことです。これをやってみると、ストレスホルモンが軽減され、心理的緊張が緩和されるのだそうです。

 

これを聞きながら、もしかして結婚して子供ができたりすると、男性も女性も気持ちが安定していい意味で図太くなるのは、自分が一番価値が高いと思うことがはっきりするためかな?と思いました(何年かすると、変わってしまうこともあるかもしれませんが)。それほど難しい方法ではないので、機会があったらやってみてください。私もこれについて考えた後は、なんとなく気分的に安定したように思います。あとは私にとって大敵なのは、最近は睡眠不足と健康状態が悪くなることだと思うので、いい仕事をするためにも、これらにも気を付けたいと思います。