原文が良くないと、訳すのも大変
月曜締め切りの急な翻訳の仕事が入り、さっきやっと見直しが終わりました。多分フランス語から英語に翻訳された文章だったみたいで、時々フランス語の単語や、辞書にない創作英単語がありました。
言葉の使い方も、英語ネイティブが書いた文章とは何となく言葉の使い方が違っていて意味が取りにくく、何が言いたいのか掴むのが大変なところもありました。
もちろんネイティブが皆いい文章を書けるとも言えません。日本人でも文章を書くのが苦手という人がいるのと同じです。日本語の文章で困るのは、時制とか数が判断つかないことがあることや、切れ目が分かりにくいことかな、と思います。
その分かりにくい文章を、分かりやすい言葉に置き換えて分かりやすくするのも翻訳者の腕、と言ってしまえばそうですが、やり過ぎると元の意味からかけ離れてしまうかも知れないし、これもなかなか大変です。
私も恐らくもっと勉強が必要なんだと思いますが、翻訳を頼まれるといつも「原文が分かりやすくいい文章でありますように」と祈ってしまいます。