趣味の手作り子供服
子供が小さい頃は、趣味と実益を兼ねて、洋服やセーターなどをよく作りました。小さいので、お人形さんの服感覚ですぐできるので、楽しかったです。
スカートは生地の両脇を縫ってゴムを入れただけです。帽子は本を見て作りましたが、かぎ針編みの方は、少しアレンジしてあります。帽子はほんとによくかぶりました。スカートは、動きにくいのか、それほど着てくれませんでした。
右端と白のカーディガンは、ホビーラ・ホビーレのキットです。割とよく着たと思います。真ん中はオリジナル、左端は本を見て編みました。もともとは冬用の毛糸で編むカーディガンでしたが、夏用のテープヤーン2本どりで編みました。
自分でも忘れてましたが、ミシンのコンセントのケーブルを東京から引っ越して来る時に忘れたためミシンが使えなくなり、洋服は全部手縫いで縫いました。案外手縫いの方が楽なことも多いと思います。糸通しとか、ミシンの調子を見たりとか、大仕入れしたりなどのめんどくさいことがないのは、いいなと思いました。厚地を縫うのが無理なのが困ったところです。新しいミシン購入しようと思ってます。
欧米では、「編み物」とひとくくりにすることはあまり多くなく、knitting (棒針編み)とchrochetting (かぎ針編み)に分かれているようで、雑誌などもどちらか一つのテクニックが中心になっていることが多いようです。最近よくピンタレストとかインスタで、海外の趣味の作品や雑誌なども見ていますが、かぎ針は東欧とかロシアで面白い作品が多いように思いました。日本ではちょっとおばさんっぽい印象ですが、海外のものを見ると、水着やスケスケワンピなど、かぎ針編みはセクシー系の若者向け作品も多いようです。また、インテリア用のかなり太い糸で編むものも特にかぎ針で多いようです。棒針は、やはりイギリスとかアイルランドなどで盛んではないかと思います。アイルランドは、かぎ針のアイリッシュ・レースも盛んで、仕事でアイルランドに1か月ほど滞在した時に、レースの縁取りの麻のハンカチを購入してきました。アランセーターを買ってこなかったのが悔やまれます。
アメリカ・イギリスでは、洋裁が趣味と言う人も多いのでは?と思います。アメリカの大きなスーパーでは、ドレスから小物まで様々な型紙とか手芸用品が販売されていました。McCallとかButterick、Vogueなどというパターンがありますが、チェックしてみたら、全部McCallという1つの大きな会社が出してるパターンだったみたいです。合唱のクラスで発表の時に着るドレスを、ホームステイ先の奥さんに縫ってもらいました。白いブラウスにブルーのロングスカートでした。奥さん(お母さんというには若い23歳でした)は、私が到着した時に生後6か月だった息子の洋服も、よく作っていました。今思ってみると、趣味があっていたようです。
小学生の頃から好きだった編み物縫物は、英語の勉強や仕事の合間の気分転換になっています。これからも続けていきたいと思います。