Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

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クルーズ船寄港地ツアーどうなる?

昨年ガイドとしてよく寄港地ツアーを行った船が、新型コロナウィルスで横浜に停泊を余儀なくされています。皆様もご存知の通り、連日患者の増加や、新たな感染者が出ている事、船内の様子等が報道されています。また、寄港を拒否されて、さまよっている船もあるようですが、その船も昨年東北に寄港した際に、ツアーのガイドとして働いた物でした。

 

4月下旬は東北で桜が咲くシーズンということもあり、昨年多くのクルーズ船寄港地ツアーが催行されました。昨年度までツアー客は年々増加していたので、我々の仕事も増え、特に4月中旬から5月初めは仕事が連日のように入り、とても忙しくて嬉しい悲鳴をあげていました。

 

ですが、今年はこのままの状況が続くと、4月下旬の仕事はキャンセルになる恐れが出てきました。実際、いくつか聞き覚えのある名前の船が、アジア方面のクルーズを取り止めにしたという記事がポツポツで始めました。また、4月ではありませんが、実際にキャンセルの連絡も来ています。こちらはインハウス通訳翻訳の仕事があるので、断ろうと思っていた案件だったのですが、4月下旬のガイドはかなり前から仕事が決まっていた上に、繁忙期に断るのは申し訳ないので、今の仕事先から許可をもらって仕事に入ることにしていたものでした。でもこのままだと危ないかな?と思います。今の状況で催行になったとしても、お客様が減ることが予想されるので、恐らくガイドの必要数も減るのではないかと思います。

 

まさかこんな事があるとは思っていませんでした。でも、以前もSARSリーマンショックなどで、通訳翻訳の仕事がガックリ減った事もありました。そういう事態が起こりうることを見越して、通訳翻訳者、ガイドもリスク管理をする必要があるとあらためて思いました。家庭の主婦などで基本働かなくても何とかなる人は、この機会に勉強する、私のように働かなくては食べていけない人は、翻訳や来日する外国人につかなくても出来る仕事(企業内通訳など)、語学講師、すぐ入れる単発バイトなど、何かいざという時シフトできる仕事を作っておく様にするべきだな、と思います。転ばぬ先の杖、Prevention is better than cute, A walking stick before stumbling. ですね。