「自動車業界の通訳」セミナーに参加
最近ちょっとかけてませんでした。いつの間にか2月になってました。月日が経つのは早いですね。
昨日はJACI(日本語会議通訳者協会)取材の、「自動車業界の通訳」というセミナーに参加しました。自動車業界の通訳翻訳手配をメインにしているエージェントの経営者の方と、自動車業界で活躍している通訳者の方のお話を聞くことができました。どちらも大変興味深いお話で、徹夜の仕事の後でキツかったのですが、参加してよかったです。
どこまで内容を書くことができるかわからないので、差し支えがないと思われるところのみ記載したいと思います。最初はエージェントの経営者の方がお話しされました。
自動車はエンジン、車体、材料、電装、ITから構成される、とのことです。製造業の多くの分野・業界と関係があるようです。私もこの前ベテラン通訳者の方から、自動車は関連する分野が多いので、社内通訳翻訳をやるととても勉強になる、という話を聞きました。やはりそうだったんだな、と改めて思いました。
通訳の種類で1番難しいのは、最新技術などの学術会議の同時通訳、次がコストや製造などのスケジュールに関する同時通訳、3番目が製造現場の通訳で、これは逐次ことが多いがスピード重視ということもあり、同時でやってほしいと言われることも多いようです。学術会議は本当に実力がある人でないと難しいそうです。
あと、印象に残ったのが、お客様のクレームは内容の間違いよりもパフォーマンス部分が原因のことが多いということでした。フィラーがない、滑舌などがいいなどで高評価を得ることも多いそうです。あとは資料がマイクにぶつかってノイズが入っているのに気づかずにいてしまったとか、喉をやられて声が出てなかったなどのことを指摘されたこともあったそうで、やはりこういうところも大事にしないとダメなんだな、と思いました。
通訳者の方のお話は、まず送ってきた人生が面白いというか波乱万丈で、通訳とはあまり関係ない部分の話もとても面白かったです。バイクが好きで、自動車整備士の資格も持っているという、2輪4輪大好きとのことでした。私は自動車免許も車も持ってないので(車が必要な時は父親に頼ってます)、大丈夫だろうか?と思って、お話が終わってから聞きに行ったところ、現場で徐々に覚えれば大丈夫という励ましのお言葉をいただきました。ホッとしました。
自動車それ自体にはあまり興味がなかったのですが、ものづくりの工場は好きで、この前の製造現場に行った時にはなんだかワクワクしました。そういうところから、入って行けばいいかな?と思いました。あとバイクには以前から興味があり、今回も通勤する場所が遠方で、通勤手段を考えた時「バイクの免許取ろうかな?」と思ってしまいました。雪が多い時期なのでやめましたが、スクーターでもいいので、自分で運転してみたいと思いました。またF1も昔のボーイフレンドが好きだったので、一緒に見ていてかなり詳しくなりました(今は忘れてしまいました)。興味を持てる要素はあると思うので、勉強していきたいと思いました。
本当に今回参加してよかったです。