Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

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高成績・難関校合格・難関試験突破のコツ

受験シーズンに突入ですね。私の子供ももうすぐ私立高校の入試です。県外校の受験が増えてきていることは、以前も書きましたが、娘のクラスで東京の私立名門校に推薦で合格した子も出てきているようです。また、東京の国立大の附属高校や、県外の工業高専を受験するという子供たちも複数居るようで、だんだん高校も中央志向になってきているようです。

 

地方に住んでいる方々の親御さんの中には、「そういう子は頭の出来が違うか、親が金持ってて塾にお金をつぎ込んでいるからに違いない。うちは関係ない」ーそう思ってしまっている方も多いと思います。確かに子供が通っている学校は、県内でも学力が高いと言われている学校で、一応試験も受けて入っています。しかし、中学校まではある程度勉強しさえすれば、普通の知能がある人なら誰でもある程度の成績は取れるという話もあります。普通の地方の公立中学でも、高い学力を付けることは可能だと思います。

 

では、難関校を受験・合格出来るだけの実力がつく子とそうでない子の差、地方の普通の学校と首都圏や関西方面の名門校との勉強の仕方の違いは何なのでしょうか。頭のレベルは全く関係ないとは言えませんが、あまり関係ないとは言えると思います。色々あるかもしれませんが、鍵は先取り学習と難問を解く練習をするかどうか、ということだと思います。

 

東京の方の私立校は、公立よりも縛りが少ないので、地方の公立・中高より半年から1年ぐらい先に進んでいるそうです。だから、問題練習の時間がたっぷり取れるのです。また、そういう学校や、地方で名門と呼ばれるような学校でもそうですが、他の学校よりも難しい問題にあたる時間を多く取っています。だから、本番の試験では問題が簡単に感じられ、合格率も上がる、という事になります。

 

これは、中学高校受験だけでなく、すべての試験、例えば英検1級やTOEICの高得点を取る際にも当てはまります。低年齢のうちから英語の勉強をしている人は後々楽(親の言うことを聞かなくなってからが問題ですが)です。学校で英語の成績がよかった人が社会人になってから勉強を始めると、そうでなかった人より早く伸びます。また、英検1級やTOEICの高得点を狙う場合、実際に出されるのと同じレベルの問題ばかりやっていても、合格・高得点を取るのに時間がかかるだけです。目指すレベルよりも少し難しい問題に取り組んだり、読解なども1級のレベルよりやや難しい文章も読むようにした方が早く合格できます。

 

私の場合も、通訳学校で散々ニューズウィークの英語版(日本語版も合わせて)、Timeなどの記事を読まされたので、1級の読解は簡単に感じられました。実際、読解問題では全体で1問しか間違いがなかったのですが、これは通訳学校で難しい文章を読んだおかげだと思います。高校受験も普段から県の入試レベルより難しい問題に多く当たるようにすれば本番の問題は簡単に感じられるはずです。

 

あともう一つ重要なのは量をこなすことでしょう。これは簡単な問題も含めても構わないと思いますが、簡単でも難しくても暗記でも何でも、量をこなすこは大事です。正確性とスピードを上げるキーポイントだと思います。

 

地方の学校に通っていても、塾が近くになくても、こう言う点に気をつけて指導していけば、首都圏名門校並みの実力を身につけることができると思います。全教科でなくても構わないと思います。1つか2つだけでも先に進んでいる科目があれば、他の教科の勉強が楽になります。勉強の無理強いは良くないですが、この事を頭の片隅に入れておけば、役立つこともあるのではないかと思って書きました。

 

受験は大変ですが、子供と力を合わせて乗り切りたいと思います。