禍福は糾える縄のごとし。めげずに頑張る!
「禍福は糾える縄のごとし」ということわざをご存じでしょうか?英語訳はWeblio 等の辞書サイトによると、'Good luck and bad luck alternate (like the strands of a rope); Fortune and misfortune are intertwined; Good and bad fortune are next-door neighbours などがあるようです。いいことと悪いことは縄のようにかわるがわるやってくる、のような意味のようです。いいと思えることも、ある面では悪かったり、悪いと思っていたことがいい方向に転ぶこともよくあります。
私も、特に通訳の勉強をはじめてからは、家の事情でうまくいかなくなったり、首都圏から離れたところに住むことになって英語の仕事も勉強するところもなくて苦労したり、エージェントのトライアルを受けてもなかなか合格しなかったり、と色々ありました。本当に通訳も翻訳も、一度落ちたエージェントの試験を数年後に受けて合格したり、いいなと思っていた所に裏切られたり、東京にいた頃翻訳会社に翻訳料持ち逃げされたりなど、本当に色々ありました。
でも、そういうことがあったからこそ、今では少しは通訳翻訳、ガイドの仕事で生きていける知恵のようなものもつきました。月金の決まった仕事があれば安心できるかもしれませんが、フリーランスでやっているお陰で、家にいるときは子供にお弁当を毎日のように作ることもできました。
やはり何度失敗したとしても、めげずに頑張ることが大事だと思います。翻訳者をしている私の妹も、独立する前トライアル10社くらい受けて、受かったのは半分いくかいかないかだったそうです。そして、受かってもなかなか仕事が入ってこなかったこともあったと話していました。元々翻訳会社でコーディネーターをしていたので、その会社からの仕事があったからよかったようなものの、それがなかったら仕事に困っていたのではないかと思います。でも、IT翻訳への参入が早かったことも幸いして、今ではかなりのキャリアと実力がある翻訳者になりました。
多少失敗しても、自分を信じて頑張ることが大事だと、最近つくづく思います。
このようなことや、もっと実際的なことも、ウェビナーではお話しさせていただきます。ぜひご参加ください。