Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

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育児などのブランク後の仕事再会について

昨日は英検2次試験でした。テレビ番組の素材翻訳の仕事が入っていたので、そちらにかかりきりでしたが、受験した皆さんはどうだったでしょうか。今週末は娘の2次試験があるので、コツなどを指導してから来週から始まるの自分の仕事に取り組みたいと思っています。

 

前置きが長くなりました。最近、育児などでブランクがある方の再就職について、話を聞く機会がありました。私は高齢出産だったので、長期間仕事を続けてきて、子供が生まれてから数か月後には仕事を再開したので、そういう方の再就職が困難だということに、まったく気が付きませんでした。

 

まず、パソコンのスキルが時代遅れになっていたり、ほとんどパソコンを扱えない方が多く、その時点で事務職での採用が難しいと言われてしまうことが多いようです。早く結婚されて、ブランクが長い方の場合は、それにプラス「職務経験がほとんどないのでダメ」、ということで切られてしまうこともあるようです。でも、これでは、正社員で子供がいるにもかかわらずなんとか仕事を続けてきた人だけが、能力に見合った仕事を続けられて、それ以外の女性は結局レジ打ちやラベル張りなどのパートタイムや工場系の派遣労働ということになってしまいます。日本は人手不足という割には、やはり女性の活用に関して、対策がまだまだではないかと思わざるを得ませんでした。

 

状況を嘆いてばかりいてもしょうがないので、そういう方々はどうしたらいいか考えてみました。やはりまず、ある程度パソコンのスキルを身に着ける必要があるのではないかな、と思います。文章の入力しかできない、という人も多いのではないかと思うので、一歩進んで表を作ったりするところまでできるようにすればいいのでは、と思います。また、企業に努めたいなら、エクセルとパワーポイントのスキルを身に着ける必要があります。この2つが全くできないと、中途からの事務職採用は難しいと思います。ちなみに翻訳でもワード、エクセル、パワーポイントのスキルは必須です。翻訳を仕事にしていきたい人は、意識してこれらを身に着けるようにした方がいいと思います。

 

また、確実に採用されたい、何等かの仕事に就きたいということであれば、何かとびぬけたスキルを持っていた方がいいのではないかと思います。今英語だとよほど人材が不足している場合以外は、TOEIC600-700点代や準1級で英語を売りにするのは難しいと思います。準1級は力の幅が広いので、準1プラスTOEIC800点以上の点数があれば、ある程度実力があると認められるのではないかな、と思います。英語だけでなく、どの分野でも、中の上レベル以上のスキルがあった方が採用に結びつくのではないかと思います。英語の場合は、理想は英検1級またはTOEIC900点レベルの取得でしょう。

 

また、育児で休んでいる間から、再就職を目指してある程度準備しておくことも必要ではないかと思います。最近、オンラインでパソコンを使って在宅で勉強できるコースが増加しています。私もそのおかげで、東北にいながら同時通訳の勉強ができるようになりました。何か自分でそれを使ってある程度の収入が得られるようなスキルを身に着けることを、子育てしながら考えて置いた方がいいかなと思いました。

 

もし、経済的に余裕があって、旦那様の収入で暮らしていける、ということであれば、再就職の前に専門技術の学校に行ったり、パソコンのスキルを付けておいて、それから就職活動をした方が、確実に仕事が見つかるのではないかと思います。ただ、人間せっぱつまった状況にならないと働かない、ということも多いと思います。私も、シングルマザーでなかったら、ここまで英語の仕事で食べていけるよう勉強しようとは思わなかったかもしれないし、旦那さんに十分な収入があれば、働かなかったかもしれません。どうしても働きたいということであれば、ある程度自分を追い込んで、危機感を持って動いた方がうまくいくのではないかなと思います。

 

来週末の二次試験に向けて、もし練習をしたいということであれば、スカイプを使って練習可能です。二次試験対策は、児童英語講師だった頃から指導をはじめ、オンライン英語講師の頃も合わせると、1級から3級まで全ての級で合格者を出した実績があります。このブログにもありますが、合格のコツを押さえているので、適格な指導ができます。資格試験の中では、一番自信をもって指導できるのが英検2次です。時間も融通が利きますので、是非ご利用ください(指導は2次試験のみになります)。

 

 

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