Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

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Kindle出版ができそうな気分に!「はじめてのKindle出版座談会」出席

月曜日午前中に、中国語翻訳者・発音指導者の井田綾さん主催の「はじめてのKindle出版座談会」に出席しました。カセツウのメルマガを購読している方の中には、開催の概要を読んだ方もいるのではないでしょうか?以前から興味があったKindle出版ですが、同業者の井田さんがエキスパートと知って、参加させていただきました。

 

Kindle出版に興味を持ったきっかけは、ウェブで関連記事を読んだことだったと思います。多分、日本でサービスが始まって間もない頃だったと思うのですが、当時英語関係のkindle本が少なく、特に上級者向けの英検1級対策本とか、スピーチを教材にして英語を勉強する本がほとんど出ていませんでした。英検1級まで英語レベルを上げる方法や、対策について書いてみたいと思っていた私は、電子書籍にすればいいのでは?」と思いついた次第です。でも、税金関係のところがわかりにくかったのと、ワードで書いたものを特殊な形式に変換する必要があるというところがめんどくさそうで、アカウント登録はしたものの、そのまま放置状態になっていました。

 

井田さんは、きちんとKindle出版講座に通って方法を学ばれたそうで、かなり詳しいお話が聞けました。心配だった、税金のところもチェックを付けるだけでよかったようだし、現行の形式のコンバートも、コンバーターを使えばすぐできるということがわかりました。出版の前にデータの形式や書誌情報の不備についてアマゾンのチェックがはいるそうです。また、言葉の間違いや差別用語があると後にカスタマーレビューで問題になっることもあるので校閲に出した方がいい、というお話も聞けました。翻訳チェックをやっている方などは、これを副業にもできるのでは?とも思いました。それ以外にも、通訳・翻訳者と相性のよさそうな副業のネタもいくつか思いつきました。大変有意義な座談会で、参加してよかったと思います。

 

私は単純に英検1級取るために自分が努力したこととか、取るまでの経緯、通った学校、当日の試験のやり方等を書いたら、役に立つのでは?と思っただけですが、自分の活動を知ってもらうのにも効果があるようです。また、ただ単に海外の珍しい地域にいったことを残しておきたい等の目的で出している人もいるようです。売れるかどうかはわかりませんが、リスクはほとんどないしお金もあまりかからないので、チャレンジしてみてもいいのでは?と思いました。

 

また、ハードルが低くなった言葉の1つに、確か参加者の方がおっしゃったと思うのですが、「でも、ブログ記事1つ書いてもすぐ1000文字くらいいっちゃうので、それをいくつか集めれば原稿になりますよね。」という言葉がありました。これには、「それもそうだ。なるほど~!」と思わされました。継続的にブログを書いている、皆さんにチャンスがあるのでは?と思います。

 

スピーカーの井田さんが、kindle出版についてブログを書いているので、興味のある方は、参考にしていただければと思います。語学の仕事をしている方でなくても、役に立つ内容だと思います。

 

あと、今回、フリーランス同業者の集まりに参加することの大切さを再認識しました。昨年会議通訳者協会のイベントやかさこ塾で、フリーランスの営業の仕方を教えていただきましたが、さらに専門分野に特化したカセツウをはじめて、英語だけでなく他の言語の同業者とのかかわりもできました。そこで、以前から知りたいと思っていたことを知ることができたり、他の方の活動を知ることで、自分の参考になったりしています。

 

このような塾や起業塾には抵抗がある、と言う方も、通訳者協会等の同業者の団体や勉強会、地域の同業者とのつながりの輪に入っていると、孤独になりがちで自分の立ち位置が分からなくなったりすることの解消につながるし、様々な情報も得られると思います。