結構よくある!英語の中のラテン語の語彙
今日ツイッターで、教えていただいている通訳の先生が、ラテン語の語彙についてツイートしているのを見ました。それをヒントに、私も今まで見かけたラテン語の語彙について書いてみようと思います。
ラテン語の語彙は、ニュースや新聞、契約書の中などにも割とよく登場します。もしかすると、ご存じの者もあるかもしれません。最近見かけた、またはよく英語の中に登場するラテン語の語彙を集めてみました。
・de facto ・・・事実上の
これはよく耳にする・目にするのではないでしょうか。よく登場する表現に、de facto standard (事実上の業界標準) があります。
・faits accomplis ・・・既成事実
「既成事実を積み重ねる」という表現だと、accumulate faits accomplis となります。
・bona fide ・・・本物の、正真正銘の、真実の
例:bona fide information 真実の情報
・memorandum ・・・覚書、メモ、基本合意書
法律分野でよく出てきます。
・in lieu of ・・・~の代わりに
これも法律文書などで使うことが多い言葉です。
・vice versa・・・逆もまた真なり、逆もまたおなじ
普通の会話でもよく出てくるので、覚えて置いた方がいい言葉です。
・per annum・・・一年につき
per capita (一人当たり)もラテン語だそうです。
・status quo・・・現状、体制
The status quo in Japan 日本の現状
・modus operandi(M.O.)・・・仕事のやり方、手法
犯罪の手口という意味でつかわれることも多いようです。
・affidavit・・・宣誓供述書
ラテン語だとは知りませんでした。結構ニュースなどで出てきます。
・per se・・・本質的に、それ自体。本来、自ら
language per se 言語それ自体などと使うようです。これも結構耳にします。
だいたいこんなところでしょうか。思い出したものや、以前使ってメモしたものなどを基に思い出してみました。また、こちらのブログも参考にしました。中には、法律など特殊な分野で多く使われる言葉もありますが、de facto, status quo, vice versa などは本当によく使うので、覚えておいた方がいい言葉です。
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