Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

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英語にない(と思われる)、または英訳を知らない言葉が出てきたらどうする?

例えば、外国人と一緒に縄文遺跡などの発掘現場に行って、出土品がありました。そして、はにわを指さし、”What's this?" と聞かれ、「これは埴輪です。」と答えたいが、埴輪の英訳がわからない。そんな時どうしますか?「ディス・イズ・ハニーワ。」と行っても分かってもらえませんね。「埴輪って英語でなんていうんだろう?」と言葉に詰まってしまう人もいるかもしれません。

 

こういう場合は、その言葉を表すそのものの単語が英語に存在しないことが多いので、それをかみくだいて「説明する」するしかないと思います。上の埴輪だったら、「これは埴輪と呼ばれる土で出来た人形で、2-6世紀に造られました。当時の王様の墓の上や周囲に並べられていました。人間の形をしたものばかりでなく、動物などもあります。儀礼や魔除けなどの意味があったようです。」等、知ってることを簡単な言葉で説明すると、乗り切れます。

 

また、食材などで訳がわからないものが出てきた場合…とりあえず大まかな分類を言っておけば大丈夫という場合が多いです。たとえば、なめこやしめじなどは、”a kind of mushroom” といえば、外見でだいたいきのこということはわかるので、このように述べてから、特徴を説明すればOKです。実際、きのこなど日本では普通だけど、外国では見かけない食材は、後ろに大まかな分類名を付けて、前に日本語名をつけて呼ばれます。例:Shiitake mushroom,  daikon radish  

 

あと、さんまは英語でPacific saury ですが、英語名を言っても「なんだそりゃ?」というような顔をされることが多いです。それに欧米人は魚はあまり食べないという人も多いので、さんまに限らず魚の名前などもあまり知らないのではないかと思います。これも、「さんまという白身魚で、日本の家庭で特に秋によく食べられる。」みたいな感じで大丈夫だと思います。魚は、白身魚(white meat fish)、赤身魚(red meat fish)という分類にしておけば、とりあえずはなんとなくわかってもらえるようです。花や木などのもこのような感じでイケるのでは、と思います。

 

英語の単語そのものを知らない言葉があっても、焦る必要はありません。その言葉を細かくかみ砕いて説明すればいいのです。難しい言葉や、海外にないものの英単語を言っても、かえってわかってくれない場合もあるので、どんな種類で日本では一般的なものなのか、どういう受け取り方をされているのか等を話した方が、理解しやすいと思います。単語がわからなかったらどうしよう、と心配になるかもしれませんが、相手になんとか伝えようと努力することが一番大切です。

 

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