Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

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翻訳の学習に役立つ本を1冊紹介

今英日翻訳の仕事をしています。東京にいる頃から時々受けていた、素材翻訳と呼ばれる、テレビ局の取材資料などの翻訳の仕事です。ビデオ素材のことも多いのですが、今回は文書でした。仕事は急に入って分量が多く、締め切りも厳しいことが多いのですが、内容的には割と面白いものが多いので、結構好きな仕事です。

 

翻訳は、一番最初にインタースクールに通った頃、まだ本格的な通訳翻訳コースの1つ下のクラスだった頃に1年間勉強しました。通訳翻訳集中基礎という週3回英語の基礎も通訳翻訳も勉強するという、とてもきついコースでした。この頃はあまり翻訳が好きではなかったので、あまり力を入れて勉強していませんでしたが、先生に紹介してもらった本で、とてもよかったと思うものが1冊あります。安西撤雄さんという方の、「翻訳英文法という本です。

 

たしか、作者の方は上智大学の先生だったのではないかな?と思いますが、「翻訳は基本後ろから戻って訳すのではなく、頭から」という部分に衝撃を受けました。同時通訳と同じように訳して行った方が、原文のリズムを崩さずに訳せる、というようなことが書いてあったと思います。その部分を読んで「えー!そんなことできるの?」と思った記憶があります。正直いって、一部だけ熱心に読んで、あとは斜め読みみたいな読み方をしてしまたのですが、それでも十分衝撃的というか、役に立つ本でした。

 

多分、ちくま書房の文庫で出ている、「英文翻訳術」という本も内容はほぼ同じではないかと思います。ハードカバーの方はもしかすると入手しにくいかもしれませんが、文庫の方は手に入れやすいのでは?と思います。翻訳に興味のある方は、読んでみてください。

 

翻訳はあと1回、一度目に通訳学校に通訳してから5年くらいたった時に、コングレインスティテュートの翻訳コースでも勉強しました。この時は進級試験も合格したのですが、どうしても通訳の勉強をしたかったので、進級せずに通訳の方に変えてしまいました。本科まで勉強しておけばよかったかも、とちょっと後悔しています。そういえば、最初にインターに通った頃は、私もまだ20代でした。時が立つのは早いです。それに、色々あって勉強は中断した期間が長かったこともありますが、まだ勉強してんのかーとつくづく自分ののんびり屋加減が嫌になります。が、そういっても仕方がないので、できることをやって、少しでももっといい仕事ができるようにしたいと思います。

 

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