英語通訳・翻訳・ガイド・講師 Junのブログ

東北を拠点に英語通訳・翻訳・通訳ガイド・英語講師のJunが、英語・教育・手芸などについて発信します。

文法的に正しい英語にこだわりすぎて、会話ができなくなっている。

-文法的にもきちんとした英語を話した方がよい、ブロークンな英語でもいいから話そうという発想は捨てよう-理想はそうです。文法的に正しい英語をちゃんと話した方がいいに決まってるし、その方が相手にとってもわかりやすいことは間違いありません。しかし、英語を指導する中で見てきたのは、あまりにも「文法的に正しい英語」にこだわりすぎて、話ができなくなってる人が多い、という事実でした。

 

特に、TOEICでいうと780点から900点くらいの、中級の上級から上級くらいのレベルの方々にこういう傾向が強かったです。とてもきれいな英語を話せているのに、「あ、今のもしかして複数で話すべきでしたか?どうもすみません…。なかなかうまく話せないですね。」と、高度なビジネスの話をしながら言うような方々が多いです。自分の英語が正しくないのが気になって、会議などでもなかなか話せない、という方もいました。こちらからすると十分話せているにもかかわらず、です。

 

理由の1つとして、ある程度のレベルになってくると、自分が今話した英語が間違っていた、ということに気づけるようになってくる、というのもあると思います。だから、間違いとわかってしまってそこで話が止まってしまう、ということが多いようです。また、そのため自分で「こんなに勉強したのにまだダメだ…」と思ってしまうようです。

 

そういう時は、「多少間違いがあっても、この内容を相手に伝えなくてはならない。伝わるレベルの話をしなくてはならない。」という風に考えてみましょう。自分の話の文法の正しさよりも、「相手に伝える」ということに主眼を置いてみるといいと思います。もちろん、自分で自分の英語の間違いに気が付いたら、後で間違っているところをチェックしておく、というのは大事です。しかし、実際に話す必要があるときに「ちゃんとした英語じゃないから…」としり込みしてしまったり、話すのをやめたりするのは、一見良いことのように思えますが、実は「相手のことを考えず、自分のことしか考えていない」態度だと思います。

 

それと、日常の会話をするときに、私たちも文法的に正しい日本語を話していると言えるでしょうか?そうは言えないと思います。なんとなくちゃんと聞こえるからそれ以上追及しないで聞いている、といった感じだと思います。また、ネイティブでも完璧に正しい英語ばかり話しているわけではないし(ちゃんと聞こえるために外せないポイントはあると思いますが)、外国人の話す日本語が多少文法的に間違っていても、ある程度のレベルで話ができる人の日本語なら、だいたい何をいいたいのか予想がつくと思います。

 

私も実は以前は自分の文法的な間違いが気になって、話ができない状況に陥っていたことがありました。でも、どうしても英語で聞き手に伝えなくてはならないせっぱつまった状況に立って、そのような考えを捨てることができました。語学の学習だけでなく、なんでもそうだと思いますが、完璧になるのを待って何かを始めようとすると、いつまでたっても何もできません。実際にやりながら、修正していくようにして、完璧主義にとらわれすぎないようにしたいものです。

 

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