英語通訳・翻訳・ガイド・講師 Junのブログ

東北を拠点に英語通訳・翻訳・通訳ガイド・英語講師のJunが、英語・教育・手芸などについて発信します。

パーティー、表敬訪問の時の通訳で、事前準備で気を付けるべきこと

昨日、今日と地元で、オリンピック関係の通訳の仕事をしました。ラフな流れに関する資料と、相手国に関する資料はいただいていましたが、詳細についてはわからないことが多い通訳でした。内容的に、大変な部分があるとすれば、パーティーと、市役所訪問でした。こういう時に、どういうことを予想して準備をすればいいかについて書きたいと思います。もっと経験がある方で、いいやり方がある人もいるかもしれませんが、私も多少経験があるので、それについて書きたいと思います。

 

パーティーの通訳があるときには、司会の通訳だけの場合と、スピーチやその他の歓談の通訳だけ、そのどちらも行わなくてはならない場合があります。どちらもやらなくてはならない場合は、結構大変です。この場合、以下のようなことがエージェントを通じて聞くことができれば、相手に聞いた方がいいと思います。

スピーチはあるか。またその原稿は入手可能か。

司会の原稿はあるか。ない場合には、プログラムだけでも入手可能か。

出席者はどんな人たちか。ランクの高い人やゲストがいる場合には、英文の肩書きがあるか。

スピーチ原稿は、できるだけ入手しておいた方がいいと思います。1時間前でもいいので、あった方が、何か予想外の話が出た時に対処できます。また、やはり書き言葉は寝られたものが多いので、訳もフォーマルなものにする必要があります。慣れていないと、フォーマルな表現をその場で原文に合わせて出すのは大変です。理想的には、数日前に入手して、翻訳しておいた方がいいと思います。

司会については、大まかな流れがあれば、だいたいその場で司会者がいうことがわかる場合が多いと思うので、原稿が入手できないか、ない場合には、プログラムだけでももらっておいた方がいいです。

ランクの高い人の肩書きなどは、きちんと押さえて置いた方がいいと思います。もし、正式な訳がなかったら、こちらの方で訳していく必要も出てきます。

 

市役所・県庁などの表敬の場合にも大体同じです。やはりスピーチがある場合も多いので、原稿があるようだったら、原稿を入手しておいた方がいいと思います。国際交流などになれている市町村の場合は、原稿がある場合が多いですが、そうではない場合には、ないこともあります。その際には、予想を付けて対処するしかありませんが、スピーチがある可能性が高い、ということだけでもわかっていると、心構えができると思います。また、新聞社やテレビなどのマスコミが来ることもあるので、その際にどういうことが聞かれそうなのかについても、予想しておいた方がいいと思います。

 

最近では、Youtubeや市町村や県のウェブサイトで、市長、知事などのスピーチが掲載されていることが多いと思います。そういう映像で、話し方やよく使う語彙などをチェックしておけば、参考になると思います。

 

しかし、大まかなところしかわかっていない場合も多いので、そういう場合にはその場で対応するしかありません。その場で対応する場合には、前日疲れていたりすると、瞬発力が発揮できません。睡眠と休養をとることも重要なので、状況がよくわからない場合には、自分の力を信じて睡眠をとった方が、うまくいく場合もあります。

 

仕事の直後は頭も興奮しているので、なんとなくうまくいったように感じられることも、後で考えてみると、細かい反省点などが出てくることがあります。考えすぎと言う場合もありますが、冷静になってから考えた反省点は、当たっていることも多いので、その場合は、その点を次に生かすようにするしかありません。次もっといい仕事ができるよう、今回の反省を生かすようにしたいと思っています。