子供向け英語教室の選び方ー選ぶ際に気を付ける点６つ―

卒業、入学シーズンが始まりました。この時期になると、お子さんの塾や習い事のことを考える親御さんも多いのでは？英語教室に通わせたいと思っている方も、多いのではないかと思います。英語教室を選ぶ際のポイントについて書きたいと思います。

１．教室の場所

近いところによい教室があれば、一番いいと思います。理想を言えば、歩いて通える距離にあればいいのですが、教室に通うのがお子さんや親御さんの負担にならない距離であれば、OKだと思います。場所は、意外と重要なポイントです。

2．カリキュラム

大手の子供向け英語教室の場合、グループレッスンではだいたい小学校6年生までに英検でいうと4－3級、中学校2年～3年までの範囲を、スパイラル式で行きつ戻りつしながら勉強する、というカリキュラムになっているところが多いと思います。もし、小学校までにもう少し上のレベルまで身に着けさせたい、英検2級まで取らせたい、行けるところまで行きたい、という場合には、そういう場合でも対応可能な教室を選択した方がいいと思います。大人向けの英会話教室の中に子供英会話を作っているようなところや、大手ではなく個人の教室、大手でも個別対応可能なシステムのあるところなどがを選択することになります。

3．教室の特徴

どこも似たように見えてしまう英語教室ですが、やはり特徴があります。私が講師をしていた音楽教室もあるところでは、英語を聞ける耳を育てることに力を入れていました。リスニング力がつくのが特徴です。他の教室でも、発話重視、絵本を積極的に取り入れている、英語のペンを使って一緒に音読して読めるようにするところなど、いろいろな特徴があります。まずは、ネットなどで情報を収集して、それから体験教室にいってみることをお勧めします。

4.　先生の質、英語力

子供英語教室だからと言って、英語力がそれほどなくても勤まるかと言えば、そうではありません。それなりの英語力がないと、生徒の間違いに気が付かなかったりすることもあります。私個人の意見ですが、最低でもTOEICだと700点後半以上、英検準1級以上は持ってる先生の方がいいと思います。また、先生自身も英語を身に着ける努力をしているかどうかも、重要なポイントです。

5.　教室スタッフの対応

教室のスタッフが親切かどうか、も見て置いた方がいいと思います。問い合わせに親切に答えてくれるか、内容やシステムを把握しているか、子供に合わせた対応をしているかなども見て置いた方がいいでしょう。

6.　月謝

教える内容に見合った、リーズナブルな料金体系になっているか、集め方はどうか、一括払いか分割か、支払い方法は？等確認しておいた方がいいと思います。小学校低学年の頃は5－6千円のところが多いかと思いますが、進級するたびに料金が上がって、6年生では、1万円超えた、というところもあると思いますので、お子さんの今の料金だけでなく、6年生くらいまでの今後の料金も見ておいた方がいいと思います。

大手はやはり、教材や施設、設備などが充実しているところがいいですが、個人で教えていらっしゃる方々の中には、大手に負けないいい教育をしている方もいます。Jshineなどのウェブサイトに、名前やプロフィールが掲載されていると思いますので、覗いてみてください。

気になるところがあったら、体験教室に参加させてみましょう。せっかく通うのだから、悔いが残らないようにしたいものです。