英語通訳・翻訳・ガイド・講師 Junのブログ

東北を拠点に英語通訳・翻訳・通訳ガイド・英語講師のJunが、英語・教育・手芸などについて発信します。

シャドーイングのすすめー英語力が伸びる通訳の学習法-

今、ブラッシュアップのために通訳講座に通っています。2か月半と短いのですが、実務で同時通訳はやったことがないので、こちらもできるように使用と奮闘しているところです。でも、やはりなかなか他に仕事があると、なかなか時間が取れません。3月に試験があるので、来週月曜の仕事が終了したら、あまり仕事を入れずに勉強しようと思っています。

 

この講座で、先生に「うちで練習するように」と言われているのがシャドーイングです。シャドーイングと音読を特に重点的に行うように言われています。それ以外にはサイト・トランスレーション(サイトラ)をやるように言われていますが、特にシャドーイングは、英語の音が聞こえたらすぐ口を動かすくらい練習するように、と言われています。

 

シャドーイングは、もともと通訳訓練法の1つで、音を聞きながら0.5とか1秒遅れくらいで間髪入れずに聞こえてきた英語を繰り返す練習です。子供がやる「まねっこ」みたいな感じですが、ほぼ同時にかぶるように行います。シャドーイングには、以下のような効果があります。

・発音がよくなる

・リスニング力が上がる。

・英語の意味をすぐ理解できるようになる。

・英語のリズムが身に付く

以前、被災地視察関係の通訳をやったとき、東大の生徒さんの中にとても英語が上手な方がいました。「帰国子女ですか?」と聞いたところ、「いえ、日本育ちです。」とのこと。どうやって英語を勉強したのか、と聞いたら、シャドーイングをかなり大量にこなした、ということを話していました。私も、シャドーイングは訓練の中では大好きだし、自分のリスニング力と発音は、かなり以前からシャドーイングをやってきたためだと思っています。 最近では、中学・高校などの授業でも練習の一環として行われているようです。中・高ではオーバーラッピングと呼ばれていて、CDなどの音にそのままかぶせて読む感じだと思います。シャドーイングの場合には、原則イヤフォンを使います

 

使う素材としては、英語がある程度できる方(準1級以上)はTEDとか、アメリカ大統領の演説Weekly Address などがいいのではないかと思います。私も以前は、時間があったら必ずWeekly address とか、一般教書演説などのシャドーイングを行っていましたが、トランプ大統領になってから、あまり聞きたい気がせずやらずじまいになってしまっています。が、翻訳の仕事が忙しくない時には、pod castNHKのRadio Japan, BBC radio, 科学雑誌Sceientific Americaが提供している60seconds Scienceなどの音声を聞いたり、シャドーイングしたりしています。NHKのテレビニュースでもいいと思います。夜7時と9時が2か国語放送です。NHKは極力毎日やるようにしていますが、体調が悪かったり、仕事が忙しいなどの際には、最近やらないこともあるので、そういうことがないようにしようと思っています。

 

初心者・中級の方は、自分で使っている教科書、教材をまずは文字を見ながら一緒に発音してみて、それから見ないでやってみるといいと思います。なるべく、発音をまねるよう心がけましょう。自分がシャドーイングしている時に録音してみると、その時の方が音声なしで読んでいる時よりも、発音がよくなっているのがわかってもらえると思います。意味を理解して(単語の意味も)、同じように発音できるようになるまで、最後には暗記するまでやることが大事です。

 

ぜひ、やってみてください。シャドーイングを基にして語学力を上げる方法について書かれた本が何冊か売っていると思いますので、書店でも探してみてください。小倉さんという方(以前通訳の仕事を一緒にしたことがあります)が、そういう本を以前出版されていたと思いますし、そのほかにも素材はいくらでもあります。