英語通訳・翻訳・ガイド・講師 Junのブログ

東北を拠点に英語通訳・翻訳・通訳ガイド・英語講師のJunが、英語・教育・手芸などについて発信します。

ここを直せば、あなたの発音はもっとよくなる!気を付けるべき点5つ。

英語の発音については、「悪くても気にする必要ない」という意見と、「発音もできる限り直すべきだ」という意見があります。私はどちらかというと後者です。ネイティブの発音と言っても、スタンダードをどれにするかというのもまた難しい問題なので、ネイティブ並みとまでいかなくても、出来る限り改善するべきだと思います。この理由についてはまた別の機会に詳しく書きたいと思いますが、この点をちょっと気をつければ、もっと発音はよくなる、という点を紹介します。

 

1.発音よりもリズムに気を付ける

実際、英語らしく聞こえるようにするには、発音よりもリズムが重要です。英語上級者は、発音には多少難があっても、リズムが良いことが多いです。英語のリズムを身に着けるには、シャドーイングが効果的です。シャドーイングとは、英語の音を聞きながら、ほんの1,2秒遅れで同じことを口から出す練習法です。リスニング力の改善や流暢にしゃべる力を身に着けるのにも役立ちます。

2.単語の最後に母音をつけない

これは、初心者から中級の人に多いのですが、英語の単語で例えば破裂音で止まるべきところに、必ず母音がくっついてしまっている人がいます。例えばStopの最後のpの音に、u がくっついてsutoppu と日本語のカタカナになってしまっているのです。これに気を付けるだけでも、だいぶ英語らしい音になります、

3. i をイと発音する単語は音をぼかす

例えば、sit, kitten, it, interesting など、i をイに近い音で発音する場合に、多くの日本人ははっきりカタカナの「イ」と発音してしまっています。でも、これはエとイの中間のような音、東北弁のイに近い音なのです。以前、飛行機でスリランカ人のおじさんと隣に座ったことがありました。ウィッキーさん(知ってますか?)と寮が一緒だったそうで、東大の留学生として来日し、日本人と結婚して、今ではスジャータというスリランカ料理のお店を経営している、と話していました(20年くらい前の話なので、今はあるかどうかわかりませんが、高円寺だったか中野にあると話していたように思います)。私が東北の出身だというと、流暢な日本語で「昔英会話を教えていたんですが、東北の人は発音がいいんですよね。鼻濁音と中間の音を出すのがうまいんですよ。」と言われたことがありました。そういう中間の音が英語には多いので、ちょっと音をぼかすようにするとうまく発音できることが多いです。

4. rとlでは、実はlの方が難しい

アメリカに留学した時、勉強している科目を聞かれ、世界史と答えたくて、world history と言いましたが、どうしても理解してもらえず、紙に書いて説明したことがあります。どうやらworld ではなく、word history に聞こえたようでした。rの音はやや軽めでも理解してもらえるのですが、lは日本人が思っているより、大げさに上あごに下を付けて発音しないとわかってもらえないことが多いです。ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、lはやや大げさに発音するようにしましょう。

5. 日本語よりも口を開けて、下あごを使うとうまくいく

英語を話す場合には、日本語よりも口の周りの筋肉を動かすことが必要になります。よく英語らしい音として紹介される、cat, hat などのエとアが混じったようなa の音は、下あごをいつもより落としてアというとうまく発音できます。あと、いつもよりやや顎を出し気味にするといい発音に聞こえることが多いです。

 

英語の発音の仕方がわかると、自分の発音がよくなるだけではなく、リスニング力が向上します。やはり自分が発音できない音は、聞き取れないものです。また、英語があまり上手でないうちに発音だけいいと、実力よりも上に見られて困ることがありますが、実力がある人がリズムに加えて発音がいいと、仕事で有利に働くことが多いです。発音がいいとかっこいいからというだけではなく、このような利点もあります。英語の発音をよくするには(英語だけではないかもしれませんが)、英語の歌に合わせて一緒に歌う、シャドーイングをする、フォニックスを勉強するなどの方法があります。発音記号を復習するだけでも効果があります。これらについてや、私はどうやって発音がうまくできるようになったのか、については後で書きたいと思います。

 

洋楽が好きな人は洋楽を一緒に歌うなどしてもいいと思いますが、とりあえずどんな人でもできるのが、シャドーイングだと思います。毎日15分程度やってみると、半年くらいでだいぶ違ってくると思いますので、やってみてください。上の注意を意識して行うようにしましょう。