英語通訳・翻訳・ガイド・講師 Junのブログ

東北を拠点に英語通訳・翻訳・通訳ガイド・英語講師のJunが、英語・教育・手芸などについて発信します。

英検1級2次攻略法-事前対策をしっかりやること、トピックをどれだけ早く決められるかー

英検1級の2次の攻略法についてです。1級となると、ネット検索で調べてみると、さすがに合格率が60%程度に下がるようです。私が合格したあたりも、だいたいこのくらいの合格率だったと思います。私の周囲で1級に合格した人に聞いてみると、みなさん結構ぎりぎりで合格しています。そもそも1次合格するのが大変なのですが、2次も厳しい試験であることに変わりないようです。

以下、ポイントです。

 

・構成の基本は、イントロ・ボディー・コンクルージョン

知ってる方も多いとは思いますが、上記のような3段階の構成にするのが基本です。これは、英検1級のスピーチだけでなく、英語でスピーチしたり論文を書いたりする際の基本になっているようです。まず、イントロで、自分の立場を明確にし、以下で理由を述べる、というところまで持っていきます。そして、ボディーで根拠を3つ程度示します。2つだと弱いので、3つ程度にした方がいいと思います。その後、ほぼ最初のイントロの繰り返しのようになりますが、結論を述べます。

最近の過去問の解説を見てみると、最初はI (don't) believe that ~(トピック)が最初の文章になっていることが多いようです。が、これだけにこだわる必要はないと思います。また、Agree or DisagreeとかPros and cons など2者択一の質問の場合は、I agree with ~にしてもいいと思います。

その後のボディの分部は、First, Second, Third とか、Firstly, Secondly, Lastly などを使って話を進め、最後にIn conslusion, I believeというような流れにします。

1分で考えて、2分でスピーチするのに慣れておく

この時間の感覚をつかむことは、結構重要です。できるだけぴったり終了できるようにしておいた方がいいと思います。私も、練習したらほぼぴったりで終了できました。会場に、大きな時計があるところだとやりやすいかもしれません。大幅に時間が余るようなことが内容にしておいた方がいいし、時間が余るより、足りなくなる方がまだいいのではないかと思います。理想は時間ぴったり終了、です。

事前にいくつかスピーチを自分で作成し、暗記しておくと役立つ

同じスピーチの学校に通っていた人の中に、150~200ものスピーチを作成して暗記した、という人がいました。時間があればこれでもいいのかもしれませんが、もっと少ない数でも十分だと、私は思います。話の流れのモデルになるようなスピーチをいくつくか作って暗記しておけばいいのではないかと思います。だいたい5-20個くらいで十分でしょう。あまり多くのトピックについてスピーチを作って暗記すると、そのスピーチに引きずられてしまいこともあります。自然な感じを出すために、それほど多く暗記しなくてもいいのでは?と私は思いますが、これは人にもよると思います。

・役立つ例文、つなぎ言葉などを覚えておく。

例えば、以下のような文章とか、言い回しを覚えておくといいと思います。

For example.  Let me give you an example,  In coulustion, in order to, According to, 

A is not only~, but also ~.  A become controvertial issue.  I thinks so because of the following reasons.  I think ... as follows

・選ぶトピックはだいたい決めておく

事前に、どんな分野の話を選ぶのか、だいたい決めておいて、スピーチもそれに基づいて作っておくといいと思います。例えば、自分がある程度知識があったり、関心があるのは、環境、科学、高齢化社会なので、それに関連したものプラス、スポーツとか一般的なトピックを選ぶようにする、などです。

・トピックはすぐ選ぶ、迷わない、選んだらすぐに展開を考える。

カードが渡されて、トピックをざっと読んだら、すぐにどれにするか決めるようにしましょう。そして、イントロで何をいうか、ボディで話す根拠、しめはどうするかを1分の間に考えるようにします。これも練習しておくといいと思います。

・声は面接官に聞こえるように。普段よりややゆっくり目に話した方がよい。

聞いてもらえないとどうしようもないので、面接官に聞こえるような声で話すようにしましょう。また、焦ると少し早めになるので、ややゆっくり目に話すよう心掛けた方がいいと思います。

・質疑応答は、話の正しさは関係ない。コミュニケーションをとることを意識する。

話の内容が正しいかどうかは、関係ありません。自分の意見なので、自分が思うことを述べればいいのです。質疑応答は、ネイティブとある程度高度な内容の話ができるか、コミュニケーションを取れるかどうかが見られているようです。あと、あまりぶっきらぼうな話し方ではない方が印象がいいようです。言い回しも、あまりきつく聞こえないようなものを選択した方が無難です。

 

大まかな注意点を書いてみました。1級は自分でも、対策を立ててうちで練習したり、学校に通ったりしたので、書きたいことがたくさんあります。また、もし、スピーチの練習のために学校に通いたいということでしたら、「テソーラスハウス」がお勧めです。東京や首都圏に住んでいる方でないと通えないかもしれませんが、スピーチ集など参考書は通信販売してるようです。私は、一度目に1級の一次合格した後、こちらの学校にお世話になりました。結果その時は合格できなかったのですが、評価はCからAに上がりました。また、後に岩手県に戻って再度1級受験する際に、こちらで教わったことが大変役立ちました。別に回し者というわけではないのですが、こちらで勉強してとても楽しかったし、ためになったのでお勧めしています。特に講師の質が高いところがいいと思います。英検1級ともなると、日常会話以上のものを求められるので、誰でも指導できるというわけではありません。こちらの学校では、講師は東大の大学院や、早大等の留学生を主に講師に採用していて、本国での大学も、私がいた時には2人がハーバード、1人UCLA、1人はアマーストでした。また、クラスメートも面白い人が多く、とても刺激になりました。

基本、勉強は一人でやるものだと思うので、学校に通っていてもいなくても、家での練習は不可欠です。やはり自分との闘いという面も大きいと思いますので、受験する方は頑張ってください。