英語通訳・翻訳・ガイド・講師 Junのブログ

東北を拠点に英語通訳・翻訳・通訳ガイド・英語講師のJunが、英語・教育・手芸などについて発信します。

語学の仕事のキャリアをスタートするには -ボランティアがおすすめ-

語学力があるので、語学の仕事をしてみたい、けど自信がない…。そういう時にはまずはボランティアをしてみるのがお勧めです。

どこでボランティアをやらせてもらえるのか、ということですが、まずは地元の国際交流協会に登録してみましょう。各県、市町村等の自治体に、それぞれ国際交流協会があると思います。そこで、語学ボランティアに登録していると、メーリングリストなどで、語学ボランティアが必要になった時に連絡してくれると思います。

また、昨日もちょっとオリンピックのボランティアのことを書きましたが、地元で国際選手が招待されるような大きな国際スポーツ大会があるときなどに、ボランティアが募集されることがあります。岩手県では、数年前にマラソンの国際大会の際に大会の語学ボランティアの募集がありました。あと、かなり前の話ですが、アルペンスキー大会ではかなり多くの語学ボランティアが動員されたと聞きました。このような国際スポーツ大会が地域で開催される際に、大会のホームページや国際交流協会メーリングリストなどで募集されることが多いと思います。

あと、地元に著名な観光地がある場合には、その場所専門で活動する語学ボランティア組織がある場合が多いです。例えば、宮城県なら松島の語学ボアランティア組織が有名だし、岩手では平泉にボランティア組織があります。もちろん、ボランティアだけでなく、有償で活動する組織がある場合も多いので、ガイドの資格があるか、ある程度語学力に自信がある場合には、そちらの方に所属してもいいと思います。私は「岩手ひらいずみ通訳ガイドの会」という、もともと岩手県が組織した有資格者と資格取得を目指す人たちで構成された会に所属しています。

また、国際会議が開催される場合にも、語学ボランティアが必要とされる場合が多いです。これは自治体の方で準備する場合と、組織委員会で準備する場合があると思います。受付などの係は有償の通訳の仕事になる場合があり、これは通訳の仕事の中でも、あまりハードルが高くないもののうちの1つです。思い切って有償通訳の仕事にチャレンジしてみるのもいいのではないかと思います。

翻訳の場合は、大手のNPONGOなどで翻訳に協力してくれる方を探していることがあります。海外の子供を支援する団体や、環境その他に関するレポートを掲載する必要がある団体などで募集があるかと思いますので、チェックしてみてください。在宅と、組織の拠点に行って翻訳する場合があるようです。

 

これらの仕事では、ボランティアとはいえ、交通費や食事に加え、多少の謝礼(1000~3000円程度)をもらえる場合もあります。やや難しめの通訳などの場合には、多少ではない場合もあったり(1万円とか)するので、やりがいもあるし、最初の経験にはとてもいいいのではないかと思います。私も数年前まで、国際会議支援のボランティア組織に所属し、そこからボランティアではない仕事につながったこともありました。また、ボランティアでも「経験」として履歴書に書くことができます。特に翻訳は、経験がないと応募すらできない場合が多いのですが、このような経験があると、求人に応募することができます。翻訳はトライアルというテストがある場合が多いので、応募しても仕事がもらえるかどうかはわからないのですが、とりあえず応募できないと始まりません。また、オリンピックなど大きな大会で活躍する際にも、以前のボランティア経験が役に立つようです。

ただ、気を付けなくてはいけないのは、ボランティアで助けてあげている感が出すぎて、説明や同行する時間が長すぎたり、自分が説明したいがために、相手の都合を考えずに無理やり説明したりしないようにすることです。実際に「タダで説明してやってるのに、話を聞かない。」などと怒り出すボランティアさんがいました。あくまで、相手の立場を考えたボランティアを心掛けたいものです。