英語通訳・翻訳・ガイド・講師 Junのブログ

東北を拠点に英語通訳・翻訳・通訳ガイド・英語講師のJunが、英語・教育・手芸などについて発信します。

英語の成績を上げる5つのポイント ー中高生の皆さん、または中高生のお子さんを持つ方へー

中学・高校生で「英語が苦手」という子供が多い、ということを、新聞・雑誌などでよく見かけます。特に、私が以前子供向け教室で教えていた時には、1年生の2学期までは皆いい点数が取れるのですが、3学期から差が出始め、苦手になってしまう子が多いようでした。お母さん・お父さんの中にも、学生時代英語が苦手だったので、子供に教えるのもちょっと…と思っている方もいるかもしれません。英語を好きになる、成績を上げるためのポイントを5つ挙げたいと思います。

1.難しく考えすぎない

「英語は難しい」と思い込んでいませんか?でも、日本語で「私は東京にいったことがあります。」とか、「今日トムとテニスをしました。」「私はいつも朝8時に起きます。」などという文章を話せない中学生はいるでしょうか?まずいないでしょう。内容的にはいつも話したり書いたりしている日本語よりも、はるかに簡単なことをやっているのだ、ということを頭にいれておきましょう。高校生も、多少文法は難しくなる印象がありますが、自分の日本語のレベルよりも英語でやってる内容の方が簡単なはずです。外国語は、母国語レベルまでは習得可能だそうです。

2.五感を使って学習する

中学校3年生の頃、教科書のカセットテープ(古い…)を買ってもらいました。そして、テープを何度も聞き、また一緒に読むようにしたら、2年生まで良くても80点後半までしか取れなかったのが、3年生になってから90点取れるようになりました。不思議なことに、テープ(英語の音)を聞いて勉強したこの学年の教科書だけは、今でも結構内容を覚えています。また、留学する前半年通った近所の教室で使ったテープの内容も、今でも思い出せます。ただ、ぼーっと教科書を見ているだけでなく、見る・書く・聞く・発音する、全て使った方が頭に残り、定着しやすいようです。特に、学生の頃は「聞く」「発音する」が足りなくなりがちです。教科書のCDを買って、折に触れて聞いて、マネして発音することをお勧めします。

3.好きなことと関連付ける

これは大人になってからでも使える手ですが、何か好きなこと、例えば野球やサッカーなどと関連付けて勉強すると、勉強が楽しくなると思います。序数が出てきた時、ちょっとわからなかったり覚えにくかったりしても、ファースト、セカンドサードはわかると思います。また、好きなポップスの中に出てくる英語を、意味がわからず歌っていたら、本当はどういう意味なのか調べてみましょう。サッカーは、アメリカ英語ではsoccerですが、イギリスではfootball です。そこから英語と米語の違いを調べたりしても面白いと思います。

4.暗記することを忘れない

これは大人でも学生でもそうですが(私でもそうなのですが)、なかなか学習の成果が上がらない、という生徒さんには、「徹底的に覚え込む」ということが足りない方が多いのです。テキスト・単語は全部暗記するようにしましょう。この暗記の負担を軽くするのに、1のCDなどを使って聞くことが役立ちます。私の場合、中2まで、テスト前に英語の本文を7-8回、日本語訳を2-3回書いて覚えていましたが、3年生になってテープを聞くようにしてから、英語本文を書く回数が3回程度でOKになりました。

5.分からなくてもいいからとにかく英語に触れる

どこで読んだか忘れてしまったのですが、父親がアニメの英語版を買ってきて、意味がわからなかったがとにかく見ていて、なんとなく英語に抵抗がなくなり、英語が得意になった、という人の記事を読んだことがあります。私も実は、TBSのCBSドキュメントを、始まった当時から岩手の故郷に帰ってくるまで見続けました。この番組が始まった当時は高校生で、正直ほとんど何を言っているのか分からなかったのですが、とにかく英語で見続けました。通訳学校の先生は、今でも家事をするときにはBGM替わりに英語のCDを掛けたり、ニュースなどを流している、と話していました。無理に長時間集中して理解しようとする必要はありません。とにかく、音に慣れるようにすると効果があると思います。このように慣れることと、ディクテーションをするなど集中して10分から15分くらい聞くことを組み合わせると、さらに効果が上がります。

 

私は、中学校の頃から「英語ほど簡単な科目はないな~。バカくさい問題ばっかり」と思って勉強していました。あまり深く考えなかったのでこういう風に思えた、ということもあるかもしれません。でも、特に中学の英語は、難しく考えすぎない方がいい結果が出ると思います。「英語なんて簡単!」と思って気楽に勉強してみましょう。