Junの英語学習ブログー英語通訳・翻訳・ガイド・講師ー

日々の仕事や自分の英語学習について、英語学習経験に基づく英語力向上・資格取得お役立ち情報

毎日少しでも英語に触れる仕組みを作る

英語の実力をつけるには、まずとにかく毎日英語に触れるようにすることが大切です。忙しい時は5分とか10分でもいいので、英語に触れない日がないようにしましょう。もちろん、毎日5分10分だけでは実力が向上しないので、休みの日にまとめて勉強する等の努力もするようにしましょう。

 

でも、この「少しでもいいから毎日やる」というのが結構大変です。なので、何か好きなことややりやすいことを通じて、英語に触れることができるようにしておいた方がいいと思います。私の場合は、洋楽と映画、あとファッションとかクラフトが好きだったのでそれを利用しました。洋楽カラオケに行ったり、家に入る時にはとにかくスカパーやケーブルテレビのニュースやドラマなどを、流しっぱなしにするようにしました。

 

また、海外の英語で書かれたファッション雑誌や日常生活の工夫や海外の料理などを扱ったサイトを見るようにしました。今はだいぶ下火になりましたが、昔一斉を風靡したマーサ・スチュアートの雑誌「Martha Stewart Living」が好きで、雑誌やWebサイトをよく見ていました。あと、海外の料理番組なども女性は楽しくみることができるのでは?と思います。男性だと、スポーツやビジネス、つりなどの趣味のことが書かれたり放送されたりしているのは、英語でも抵抗なく読んだり見たりできるのでは。自分の興味があることを英語でやるのが効果があると思います。

 

簡単なことを楽しく、だけでは現状維持のみになってしまうので、時々難しいことに挑戦したり、英検やTOEICなどの検定試験を受験してモチベーションを上げるようにすることも大事です。このような試験を受けることは、自分の実力を把握することにもつながります。

 

好きなことを英語でやる+やや難しいことに挑戦する、これを心掛けると、英語関連の何かは必ず毎日やることになると思います。私は今は極力毎日シャドーイングか音読をするように心がけています。地方に戻ってきてから、英語に接する量がどうしても減ってしまったので、なんとかその時間数を増やそうと私も努力しているところです。

マコーレー・カルキン復活?!Google のCMに「ホームアローン」の28年後バージョンが!

CBSNewsに、”Macaulay Culkin is "Home Alone" again in new ad" という記事があるのを見つけました。Google Assitant のコマーシャルとして、日本でも大ヒットした映画「ホームアローン」の28年後バージョン(?)が作成されたようです。もちろん広告なので短いですが、以前見た人にとっては懐かしい笑える内容になってるようです。

www.cbsnews.com

記事によると、この映画に関連した広告を作ったのは、去年のクリスマスに「ホームアローン」の検索率が1900%(ほんと?)アップしたから、ということのようです。確かに今見ても面白いし、昔見た世代が、「おれが子供の頃、こんな面白い映画みたんだよ。」みたいな感じで、お子さんなどに話しているのかもしれないですね。短く読みやすい記事だし、動画は以前の映画を見ていれば英語がわからなくても楽しめると思うので、ぜひ読んで、見てみてください。

 

この動画を見て、一時期ガリガリに痩せて見る影もなくなっていたカルキン君(何と呼んでいいのかわかりませんが)が、普通の体形に戻っていてなんだかほっとしました。やっぱり以前のような輝きは失われてはいるものの、これを機に再起できるのでは?という感じもしました。世界で誰も出せないような大ヒット作に主演した、とういうだけでもすごいし、その作品が今でも見続けられているということに誇りをもって、がんばってほしいなと思いました。

Kindle出版ができそうな気分に!「はじめてのKindle出版座談会」出席

月曜日午前中に、中国語翻訳者・発音指導者の井田綾さん主催の「はじめてのKindle出版座談会」に出席しました。カセツウのメルマガを購読している方の中には、開催の概要を読んだ方もいるのではないでしょうか?以前から興味があったKindle出版ですが、同業者の井田さんがエキスパートと知って、参加させていただきました。

 

Kindle出版に興味を持ったきっかけは、ウェブで関連記事を読んだことだったと思います。多分、日本でサービスが始まって間もない頃だったと思うのですが、当時英語関係のkindle本が少なく、特に上級者向けの英検1級対策本とか、スピーチを教材にして英語を勉強する本がほとんど出ていませんでした。英検1級まで英語レベルを上げる方法や、対策について書いてみたいと思っていた私は、電子書籍にすればいいのでは?」と思いついた次第です。でも、税金関係のところがわかりにくかったのと、ワードで書いたものを特殊な形式に変換する必要があるというところがめんどくさそうで、アカウント登録はしたものの、そのまま放置状態になっていました。

 

井田さんは、きちんとKindle出版講座に通って方法を学ばれたそうで、かなり詳しいお話が聞けました。心配だった、税金のところもチェックを付けるだけでよかったようだし、現行の形式のコンバートも、コンバーターを使えばすぐできるということがわかりました。出版の前にデータの形式や書誌情報の不備についてアマゾンのチェックがはいるそうです。また、言葉の間違いや差別用語があると後にカスタマーレビューで問題になっることもあるので校閲に出した方がいい、というお話も聞けました。翻訳チェックをやっている方などは、これを副業にもできるのでは?とも思いました。それ以外にも、通訳・翻訳者と相性のよさそうな副業のネタもいくつか思いつきました。大変有意義な座談会で、参加してよかったと思います。

 

私は単純に英検1級取るために自分が努力したこととか、取るまでの経緯、通った学校、当日の試験のやり方等を書いたら、役に立つのでは?と思っただけですが、自分の活動を知ってもらうのにも効果があるようです。また、ただ単に海外の珍しい地域にいったことを残しておきたい等の目的で出している人もいるようです。売れるかどうかはわかりませんが、リスクはほとんどないしお金もあまりかからないので、チャレンジしてみてもいいのでは?と思いました。

 

また、ハードルが低くなった言葉の1つに、確か参加者の方がおっしゃったと思うのですが、「でも、ブログ記事1つ書いてもすぐ1000文字くらいいっちゃうので、それをいくつか集めれば原稿になりますよね。」という言葉がありました。これには、「それもそうだ。なるほど~!」と思わされました。継続的にブログを書いている、皆さんにチャンスがあるのでは?と思います。

 

スピーカーの井田さんが、kindle出版についてブログを書いているので、興味のある方は、参考にしていただければと思います。語学の仕事をしている方でなくても、役に立つ内容だと思います。

 

あと、今回、フリーランス同業者の集まりに参加することの大切さを再認識しました。昨年会議通訳者協会のイベントやかさこ塾で、フリーランスの営業の仕方を教えていただきましたが、さらに専門分野に特化したカセツウをはじめて、英語だけでなく他の言語の同業者とのかかわりもできました。そこで、以前から知りたいと思っていたことを知ることができたり、他の方の活動を知ることで、自分の参考になったりしています。

 

このような塾や起業塾には抵抗がある、と言う方も、通訳者協会等の同業者の団体や勉強会、地域の同業者とのつながりの輪に入っていると、孤独になりがちで自分の立ち位置が分からなくなったりすることの解消につながるし、様々な情報も得られると思います。

オンライン英語の講座内容リニューアル

オンライン英会話ワールドトークの講座内容リニューアルしました。基本、1回完結かもしくは短期で終わる内容になっています。変更した理由は、連続でテキストを使って教えると、長期の出張が入ったときなど対応が難しくなってしまい、受講生の方にも迷惑が掛かってしまうということが1つです。また、急に翻訳などの仕事が入った時にも、同様のことが起こってしまうため、あまり準備なしで対応できるもののみ提供することにしました。

 

英検に関しては、2次対策は一番自信を持って提供できる内容なのですが、1次試験対策については、特に学生さんの場合、うちの子供を見ていても、面白くないとあまりやる気が起きないというのがあり、単語の暗記などの単調な作業には長期間耐えられないため、何か別のところから面白いものを引っ張ってくる必要があることに気が付きました。しかし、それには準備にかなりの時間がかかってしまいます。時間がある時ならいいのですが、仕事が立て込んでくると私も対応するのが難しくなってしまいます。そこで、1次試験の対応は思い切ってやめることにしました。2次面接試験対策は一番得意とするところなので、ぜひ受講していただければと思います。

 

また、小学校から大学まで演劇をやっていたのと、発音も自信がある部分なので、その2つが重要な要素である、プレゼンやスピーチ・暗唱コンテストなどの指導、発音の指導も対応することにしました。ただし、プレゼンや暗唱は、実際に発表する機会に向けての場合のみ、発音は今のところ単発1回完結のアドバイスのみすることにしました。

 

当面以下の4つのコースを提供いたします。

・フリートーク

・英検2次面接

・スピーチ、プレゼン、入試・その他試験の面接対策

・発音アドバイス

 

発音については、発音の指導方法を検討中です。連続講座はフォニックスまたは発音記号をベースにしたものを考えていますが、具体的に出来上がったら提供したいと思っています。また、アメリカ大統領やTED等のスピーチを使って英語を勉強するコースを提供したいと思っていますが、こちらも検討中なので具体化したらお知らせしたいと思います。

 

テキストを使った講座も実は提供していますが、こちらは今後個人的に行うことにしました。というのも、テキストを使って教えるのは、上の英検1次の例にあるように準備に時間がかかります。教える時間の1.5倍から3倍の準備が必要になるため、正直あまり料金が安いと割に合わない部分があります。また、忙しい時の調整なども考えなくてはなりません。そのため、最低限の報酬を確保できる自分の個人レッスンで行うことにしました。マンツーマンで対面またはオンライン、1回45分2500円で対応します。基本、近隣にお住まいの方か面識のある方中心にしようと思っていますが、ご希望の方は、こちらかツイッター等のメッセージでご連絡ください。基本月4回ですが、受講する方の状況や希望に合わせようと思っていますので、単発でも大丈夫です。内容や時間についてはご相談ください。

 

よろしくお願いいたします。

IR関係の通訳の勉強に役立つサイト

昨日からちょっと体調を崩して休んでいました。そのため、昨日今日とあまり物を食べずにいたのですが、今日の午後あたりからよくなってきたので、夜は普通の食事を少なめに取りました。家からほとんど出ずにいたので、今日は本を読んだり通訳の勉強をしたりして過ごしました。

 

今年の6月下旬から、グリンズ・アカデミーという通訳者のグリーン裕美先生の通訳講座に参加させていただいています。6月は講座の終了月だったので、もう少し勉強しようと8月の夏期講座にも参加しました。講座の今期のテーマとして取り上げられていたのが、IR (Invester Relations) でした。IRは需要のある分野だそうで、この分野の通訳ができると仕事の増加につながるそうです。需要が多いため、大手の通訳学校でもIR関連の短期・単発講座などがよく開催されています。

 

会社の経営に関しては興味があるのですが、数字に強いとは言えないためこれを克服できるかどうか、株や財務関係の内容を理解して用語を覚えられるかどうかが、私がこの分の通訳ができるかどうかに関わってくると思いました。

 

IR関係の勉強法としては、

・企業のIR関係の資料を音読する

・用語を覚える

・企業のIR関係の資料やビデオでサイトラや通訳の練習をする

などがあるようです。大手の企業のウェブサイトには、必ずIR関係のページがあるので、それで練習すればいいようです。あと、何で見つけたのか忘れてしまったのですが、野村證券がまとめた大手企業のIR情報のサイトがあり、これを以前から練習に使っていました。以下のサイトです。(もしかすると、以前も紹介したかもしれません)。

 

「NET-IR」投資家のための企業情報サイト | 野村インベスター・リレーションズ(野村IR)

以前から練習に使っていたといっても、たまに聞いたりシャドーイングを少しやってみたりする程度でしたが、今回講座のテーマで取り上げられた企業も掲載されていたので、勉強のため資料をダウンロードしたり、株主総会のビデオをみたりしてみました。このサイトは一部の企業は英語版もあり、同時通訳を聞くことができるので、通訳を目指している人は勉強になると思います。

 

NHKワールドサイトなどでも関連ニュースを見てみましたが、その時気が付いたのは、株主総会の出席者が高齢者が多かったことです。たまたまインタビューされた人たちがそうだったのかもしれませんが、ほとんど70代、80代でした。「退職金で株式投資をしてるんだろうか?フリーランスの私には、退職金がないわ~。しっかり働かなきゃ」などと、関係ないことに考えがいってしまいました。

やはり賢治関係が多い?盛岡、花巻の観光地

約1か月ぶりにブログ再開しました…。10月11月は、例年一番忙しい時期で、今年は昨年ほどではありませんでしたが、それでもやはり東北各地や東京方面などで仕事をする機会がありました。初めての分野の仕事や、めったにできない経験をさせていただくこともできて、忙しいけど充実した2か月だったと思います。それほど高度な英語力を必要とするものではありませんでしたが、オリンピック関係の仕事も行うことができました。

 

12月に入ってからは、ぱったり仕事がなくなりました。多分1月もそれほど仕事は多くないのでは?と思われます。この時期に勉強したり、その他今までやれていなかったことなどをしたいと思います。

 

仕事のオファーはなかったというものの、先月末から取り組んでいたガイド関係の仕事はあり、今週頭になんとか終了しました。その過程で、県内のふくろうカフェや、宮沢賢治関係の施設などを回りましたので、一部紹介したいと思います。

 

f:id:junEnglish:20181212233202j:plain

盛岡市内大通りにあるふくろうカフェリッキー。最初怖かったのですが、フクロウはとても大人しく、頭をなでることができました。ほかにもハリネズミなどもいました。

f:id:junEnglish:20181212233433j:plain

光源社。全国的に有名で、最近でも某マダム向けファッション雑誌に掲載されていました。賢治関係の施設は、どこも雰囲気があります。県内の工芸品が売っていたり、喫茶店があったり、壁に賢治の詩が書いてあったりします。日本人にとってはお勧めですが、外国人にとっては未知数かな?という感じです。

f:id:junEnglish:20181212233848j:plain

宮沢賢治童話村の内部の部屋。この施設も賢治の童話の雰囲気を味わうことができ、なかなかいいです。巨大昆虫・植物の部屋などもあって、子供が喜ぶと思います。売店で買った手作りクッキーが超美味しかったです。

f:id:junEnglish:20181212234143j:plain

金婚亭。金婚漬けというオリジナルな漬物で有名な花巻のお店ですが、二階の和風レストランで、わんこそばが食べられます。わんこそばだけでなく、その他の和風メニューも豊富です。

f:id:junEnglish:20181213002610j:plain

花巻スポーツランドというアウトドア・アクティビティを提供する施設も面白いです。体験している写真ではありませんが、北上川の河原や川を利用した活動を提供しているところということで、北上川の写真です。2年ほど前のモニターツアーの仕事で、川原でスノーモービル体験をしましたが、とても面白かったです。

花巻駅からバスに乗って宮沢賢治記念館前で降りて、童話村などの施設にいくと、宮沢賢治関連の周辺施設の入場料が無料になります。降りるときに運転手さんが無料チケット渡してくれるので、それを施設の受付に提示すればいいようです。

岩手県といえば、宮沢賢治石川啄木新渡戸稲造が3大有名人ですが、海外での知名度はイマイチな感じです。賢治はアニメ好きな外国人には割と知られているかもしれません。宮沢賢治童話村は、アニメの聖地88か所のうちの1つにも選ばれています。周辺の秋田・青森を訪れる外国人観光客は増加しているので、岩手にもぜひ来てほしいと願ってます。

 

学習効率を上げるための方法1

今月のはじめに、子供の通っている中学校が主催した講演会に参加しました。生徒が各自出たい講演やワークショップを選んで、保護者と一緒に参加することができるものでした。子供が、学習と記憶に関する講義を選択したので、私も一緒にそれに参加しました。とても興味深く、役に立つ講演内容だったので、一部をシェアしたいと思います。

一度に全部を記載するのは大変なので、1項目づつ紹介したいと思います。今回は、ワーキングメモリと、その働きを妨げるものと、その対処法について書きます。

 

ワーキングメモリとは、短い時間の間に一時的に情報を保ちながら、同時に処理する能力のことで、今得た情報を過去の長期記憶と照らし合わせながら対応する基盤、とのことです。考えたり、計算したり、支持に従ったりと、学習するためには重要な能力になるとのことでした。

 

この能力がうまく働いていればいいのですが、様々な要因によって阻害されてしまいます。その阻害要因となるのは、例えば、情報量の過多、課題が難しすぎること、注意三万(マインド・ワンダリングというそうです)などがあります。特に注意散漫になると、学習効率が大きく下がってしまいます。注意散漫になる原因には、自分のペースが乱されること、課題に優先順位がつけられないこと、課題と関係ない外部情報(テレビとかネットとか)に気を取られること、心配事があること、睡眠不足等があります。

 

特に、何か心配事があると、注意散漫心ここにあらずという状態になり、学習の大きな妨げになってしまいます。そういう状況に対処して、集中しやすい状態を作るのに効果的なのが、「価値肯定」という方法だそうです。これは、いくつかの項目に、自分がもっとも価値を高く置いているものの優先順位をつけて、それが価値が高いとする理由を書いてみる、という方法です。この方法を行うと、理由はまだはっきりわかっていないそうですが、なぜか、注意力散漫になりにくくなり、集中力が高まるのだそうです。

 

選択肢には、友達・家族・趣味(部活)・仕事(生徒会や委員会活動)・社会問題・宗教・政治・芸術などがあって、これに自分が価値が高いと考える順番をつけるのです。そして、その後に、なぜそれを高く評価しているのか理由を書いてみる、という30分程度でできる方法、とのことです。これをやってみると、ストレスホルモンが軽減され、心理的緊張が緩和されるのだそうです。

 

これを聞きながら、もしかして結婚して子供ができたりすると、男性も女性も気持ちが安定していい意味で図太くなるのは、自分が一番価値が高いと思うことがはっきりするためかな?と思いました(何年かすると、変わってしまうこともあるかもしれませんが)。それほど難しい方法ではないので、機会があったらやってみてください。私もこれについて考えた後は、なんとなく気分的に安定したように思います。あとは私にとって大敵なのは、最近は睡眠不足と健康状態が悪くなることだと思うので、いい仕事をするためにも、これらにも気を付けたいと思います。